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Blue Sky



川沿いを歩く
子守唄を歌いながら
川はどこまでも流れ
どこまで行くのか誰も気に留めない

行かないで、青い鳥よ
この道を歩き続ける僕に
朝の光が語りかける
僕の知るべきことすべてを

あなたは青い空
あなたは晴れた日
僕の心を高く持ち上げる
あなたの愛が僕を包み込むとき
あなたの愛が僕を包み込むとき
(Blue Sky / The Allman Brothers Band)



オールマン・ブラザーズ・バンドの“Blue Sky”。
晴れ渡った青空を駆け抜けていくようなスライド・ギターがかっこいい名曲だ。

オールマン・ブラザーズ・バンドといえば、デュアン・オールマンなんだけど、この曲の作者はディッキー・ベッツで、ギター・ソロの多くとリード・ヴォーカルもディッキー。
のちに結婚することになる恋人に捧げられた曲なんだそうだけど、歌詞を読んでいるとデュアン・オールマンに捧げられた曲であるように感じてしまう。
この曲が録音されたのは1971年の9月。デュアン・オールマンがバイク事故で天国へ逝ってしまったのはその翌月だから、制作時点でその意図があったわけではないのは明らかなのだけれど。

長いギターソロや丁々発止のギターバトル的なものにはあまり心を惹かれないのだけれど、オールマン・ブラザーズ・バンドに関しては別格的に好きだ。
長い演奏の曲でも一度再生ボタンを押すと途中で切れなくなってしまうのは、流れというかうねりというか、バンド全体でドスドスと突き進んでいく感じがかっこいいから。
しかも、ドスドスと荒っぽく砂埃を上げて走るだけでなく、その駆ける馬の上から屏風を矢で射抜くような精密さも持ち合わせている。
そのオールマンらしいかっこよさは、主役のデュアン・オールマンだけではなく、リズム隊の確かさと、裏に回ったディッキー・ベッツやグレッグ・オールマンのチームプレイの賜物なんだろうと思う。



さて、まだ5月だというのに30℃越えになってしまった。
梅雨の気配が湿度を上げる。じとっとする。
冬は苦手だけど、それはどこか心が塞ぐせい。
夏は苦手ではなかったはずだけど、さすがにへばりやすくなってきた。
せめて5月くらいは、居心地のよい季節を過ごしたかったのだけど、まぁどうしようもないことだ。
青い空を見上げて、その青い空を駆けていくようなデュアンとディッキーのスライド・ギターでも聴きながら、遠い空の果てでも想像してみることにしよう。

足元がごちゃついてたり不安定だったりするときは、空を見るのがいい。







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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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