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I Can See Clearly Now



雨も止んで視界良好
僕の行く手を阻むものも
全部見えるし
視界を遮っていた暗い雲も
流れていった
眩しいお日様が輝く日になりそう
眩しいお日様が輝く日になりそう

痛みも消えて今ならやれそうだ
嫌な感じも全部どっかへ行った
ずっと待ち望んでいた虹が出た
眩しいお日様が輝く日になりそう
ほら、見渡せば青い空
眼の前はずっと青い空
痛みも消えて今ならやれそうだ
嫌な感じも全部どっかへ行った
ずっと待ち望んでいた虹が出た
眩しいお日様が輝く日になりそう

(I Can See Clearly Now / Jimmy Cliff)

オリジナルはカントリーの大御所、ジョニー・キャッシュなんだそうだけど、この歌には能天気なレゲエのリズムとジミー・クリフのすっとぼけた歌がよく似合う。
ほんとに、行く手にずーっと青空が広がっていて憂うべきことなど何ひとつないような爽やかな演奏だと思う。



5月は好きな季節。
暑くもなく寒くもなく、Tシャツにあと一枚羽織るくらいで動きやすい。
寒いのはダメなんです。
血行が悪くなって体全体がどこか縮こまって固くなってしまって。
防寒のためにいろいろ着込むのも好きじゃない。重い。基本的には身軽がいい。
若い頃は暑い真夏はへっちゃらで、炎天下で重労働の現場仕事なんてのもなんなくこなせてたんだけど、これは加齢とともにだんだん思うようにいかなくなってきた。
まぁ、やむを得ないことなんだろう。

できることならずっと5月だったらいいのに。
ずっと25℃・低湿度の青空だったらいいのに。
ま、そんなわけにもいかない。

できることとすれば、せめて心の気温と湿度を保つこと。
そのためには、こういうご機嫌な音楽がプラスに作用する。

ボブ・マーリーは自由と権利のために立ち上がって闘った。偽善者の嘘を暴き権力者の足元を脅かした。
それはそれでとても大切なことで、そういうシーンには立ち上がって声を挙げるべきだと思う。
でも、ほんとうに理想的なのはジミー・クリフのスタンスだ。
あるがままを受け入れて、その上でできる限りハッピーな気持ちを維持すること。

80年生きるとすれば、それは日数にすると約30,000日足らず。そのうちもう20,000日近くは過ごしてしまったのだから、せめて残りの10,000日、青空の晴れた日が多いに越したことはない。





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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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