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音の食卓〈ビーフステーキ〉


The Best of / Parliament

ジョージ・クリントン師率いるパーラメント。
彼らが繰り出すぶっといファンクは、わらじのように大きくて分厚いステーキみたいだ。
血のしたたるような生々しさ。
鉄板の上でじゅうじゅうと音をたてて焼き上がるとんでもないボリュームのステーキ。
この脂っこくて分厚い音こそは、ザ・肉食って感じ。肉を食ってないとこういう音は出せないよな、と感服してしまうのであります。

分厚いわらじのようなステーキ。
めっきりそういう物を食べていない。
いや、若い頃だってそんなにガツガツ食べていたわけでもないけれど「食べたいなぁ」という潜在欲求はあったはずだ。
それがだんだんと「食べたいなぁ」という気持ちが湧いてこなくなってきたっていうか。
ああいうへヴィーでボリュームのあるものは、消化するのにエネルギーがたくさん必要で、エネルギーをかけてもそういうものを採り入れてよりパワーを得なきゃいけない時期というのは確かにあったんだけど、さすがに50も半ばになると「うーん、もういいよ。」って感じになってくるものなのだろうか。
いやいや、そんなんじゃダメだ。
肉食になる必要はないけど、しっかりバランス良く肉も食べなきゃ。
たまには塊で食らうくらいのパワフルさは失っちゃいけない。
肉を食らうために必要な体力をまずは回復させよう。



というわけで、体力増強も兼ねてパーラメントを聴く。
脂身たっぷりのへヴィー級。
脂っこくてムネヤケしがちにもなるけど、心のたんぱく質増強としてはこれくらい脂っこいのがちょうどいいのだ。

朝から蝉がわんわんと啼いて、梅雨がもうすぐ開けるのを知らせている。
いよいよやってくる真夏を乗り切る構えを、ステーキとぶっといファンクで構築中。










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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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