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音の食卓〈子羊のテリーヌ コルシカ風フランボワーズソース和え〉

子羊のテリーヌ コルシカ風フランボワーズソース和え 。
契約農場で指定の餌で育てた月齢8ヶ月以内の子羊の柔らかいロース肉を丁寧に筋をとってからミンチにし、12種類の香辛料を混ぜ合わせて成型し、180℃のオーブンでじっくりと時間をかけて焼き上げてから、同じく契約農家で栽培したラズベリーをコトコト煮込んで隠し味にレモンを加えた甘酸っぱいソースでいただくコルシカ風。

そういうお料理があるのかどうかは知りません。
なんだかわからないけどとても手が込んでいてシェフのこだわりが随所に見られる一品、みたいなことが言いたくてテキトーに思いついたメニューです。

そのような感じのお料理に例えたくなるのが、マイケル・マクドナルド。


Sweet Freedom / Michael Mcdonald

厳選された素材の持ち味をシンプルかつ的確に調理されたからこその味わいと、素材そのものの持つ滋味というか、そういうものが連想されるようなとても味わいのある演奏だと思う。
きめが細かいというか、手が込んでますよね。
素材にこだわり、下味の付け方、食感がベストになるカット方法、ソース、さらに見映え盛り付けも含めてこだわりぬいた上でその努力を仰々しく見せない、みたいな。
お味はもちろん絶品。
これ見よがしではなく、とてもナチュラルに、心地よい気分にさせてくれる。
穏やかでいて、それとなく気分を持ち上げてくれて、ちょうどいい具合の満足感がある。



これだけのこだわりや作り込みがあれば当然お値段もそこそこしたっておかしくないのに、音楽っていうのはかけたコストと販売価格が一致しない不思議な媒体なのですよね。
つまりはとてもお値打ち。
よそ行きのディナーを味わう感じでマイケル・マクドナルドを聴く。
これはなかなかのリーズナブルなリフレッシュ方法かも知れません。








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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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