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音の食卓〈ハンバーガー〉

ラモーンズはハンバーガーだ。


Ramones / Ramones

ラモーンズはハンバーガーだ。
その一言だけで、あんまり説明はいらない気がする(笑)。



若い頃にアメリカ横断バックパックの旅をした。
道中、昼飯も晩飯も基本はずっとハンバーガーだった。
当時、マクドナルドのハンバーガーは85¢、1$100円の時代だったから、日本円換算85円くらい。
ややこしい会話もせずに300円もあればそれなりに満腹になるハンバーガーは、貧乏旅行者にとってはとてもありがたい食べ物だったのだ。
カウンターに立って、メニュー表を指差して「1burger and 1cheese burger,and small coke please.」、これでOK。
一度、たまにはちゃんとレストランで食うか、ってお店に入ったら、ディナー皿にハンバーグとパンが出て来て10$くらいとられて。「これってハンバーガー食っててもおんなじやん??」って思ってからはずっとファストフードだけで過ごした。たまにウィンピーやタコベルに浮気したけれど、あの国の空気の中だと、毎日ハンバーガーでもなぜか飽きないのだ。

ハンバーガーのいいところは、とにかく手軽で安価。
コンパクトでもちゃんと腹持ちするんですよね。
日本のコンビニおにぎり感覚。
あの国のソウルフードだね。
いろいろとバリエーションはあっても基本型は同じ。



ラモーンズの良さも、そのコンパクトさとエネルギー効率の良さ、そして基本型の変わらなさだと思う。
ロックンロールの王道、3つのコードとシンプルなエイトビート、その基本型は完成されつくしていて、ちょっとやそっとじゃびくともしない。
レストランでフォークとナイフなんて堅苦しくってやってられない、路上でパクつけばいい、そういうがさつでワイルドなところもハンバーガーだ。



しばらくマクドナルドも行ってないなぁ。
今日はとてもいいお天気、たまには路上でハンバーガーにかじりつくか。







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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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