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天の川サーフ

七夕。
小学生の頃、星を観るのが好きだった。
大きな天体望遠鏡に憧れた。いくつもレンズを重ねたバズーカ砲みたいなやつ。
あの天の川のひとつひとつが太陽のような星だと聞いても、それがどの程度気の遠くなるような話なのか、見当もつかなかった。



麗蘭のアルバムで珍しく蘭丸が歌っていた一曲、「天の川サーフ」。
ルックスや佇まいよりもより甘い蘭丸の声、“君と僕/流星サーファー/アンドロメダでひと泳ぎ”なんていう能天気などうでもいい歌詞。
でも、この曲、なぜか大好き。

ギタリストが歌う曲ってなんか好きなんですよね。
それも、ふだんはほとんど歌わない人が、アルバムの7曲目くらいにちょとっこ入れているような曲。
ヴォーカリストが青筋立てたり感情を込めまくったりして歌う歌とはまた違う味わいがある。



ふだん歌いそうもないギタリストが歌っている曲といえば、これもいいな。
下山淳がファルセットで歌う“Warm Jetty”。



いかつい顔つきに似合わず、妙にかわいい。

かわいい感じといえばなんといっても真島昌利。
この歌にも天の川が出てくる。



あいにくの雨続き、どころか、線状降水帯による大雨被害の日本列島。
天の川どころでもなく、牽牛と織姫の再会もお預け。
せめてロマンチックな歌でも聴いてやりすごすか。

雨が降り続いていても、雲の上にはいつもお月様があって天の川が流れている。
そのことをイメージすれば、少し気持ちが安らぐ気がする。






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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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