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座右の名曲(3) Your Love Keeps Lifting Me Higher and Higher

春分の日を過ぎた途端に、うれしくなるくらいの春らしい日射し。
土手の桜もつぼみをふくらませて、花を開かせるまでもう少し。
こんな日によく似合う「座右の名曲」は、ソウルでいこう!

Jackie Wilson
Your Love Keeps Lifting Me Higher and Higher



ベースのリフとパーカッション、チャキチャキとリズムを刻むギター、そして存在感ハンパないウィルソン師の太くて張りのある歌。
コール&レスポンスを繰り返すホーンと女性コーラス、どんぴしゃのタイミングでぐいぐいと気分を高めていくストリングスも絶妙。
どんどんと盛り上がってくると裏声で高いところへ行ったり、シャウトしたり、ほんと圧倒的な存在感でまさにHigher&Higherな場所へ連れて行ってくれる完璧な一曲だと思います。

そして、歌詞もいいんです。

I'm so glad, I've finally found you
Yes, that one, in a million girl
And now with my loving arms around you
Honey, I can stand up and face the world
Your love keep on lifting me Higher
Lifting me Higher and higher

あなたがいてくれるから
世界と向き合える
あなたの愛が僕をとても高い場所へ
ひっぱりあげてくれるから


歌われているのは、Baby I love youだけのただ甘いだけのラブ・ソングではない。
愛する人の存在が与えてくれる勇気やエネルギー、とでもいうのかな、そういうことへのメッセージを含んだ愛の讃歌っていうか。

人が一人でできることはやっぱり限られていて、理解してくれる人や喜んでくれる人がいてくれることが、なにかをやっていくための推進力になるのですよね。
あの人の笑顔がみたいから。
あなたが喜んでくれるから。
そんな気持ちがエネルギーになって、一歩踏み出せることがある。
そうやって満たされた心が、笑顔の連鎖を作ることがある。
そのことから始まる愛のさざなみみたいなものが、放っておくとすぐに曇ってしまってネガティヴになってしまう世界を、クリアーにポジティブに変えていくっていうか。
そんな善の循環をイメージできさえすれば、世の中けっこういいものだよね、って思えるんじゃないか、と。

かっこいいソウル・ミュージックは、そういう循環のバッテリーみたいなものなのかも知れませんね。


Higher and Higher / Jackie Wilson






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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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