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座右の名曲(2) You can make me dance,sing,or anything

座右の名曲、第2回はフェイセズのこの曲です。

The Faces
You can make me dance,sing or Anything




聞いてよ 
きみに言っとかなくっちゃ
いけないことがある

時々自分でもわけがわからなくなって
ひどいことを言ってしまうことがある
それから夜遅くまで遊び歩いて
帰ってから大喧嘩とかね
なぜだか計画はいつも
もうちょっとのところで
うまくいかないんだけど
いつもドキドキさせてくれる
きみさえいてくれたら
億万長者にだってなれる気がするんだ

きみがいてくれるおかげで
ダンスしたり歌ったりできるから
いつものなじみのことをしようよ



ひとりでいることは嫌いではないけれど、きっと本当にひとりぼっちだったなら、歌っても踊ってもきっと楽しくないんだろうな。
踊らせてくれる誰か、歌わさせてくれる誰かが、きっと誰の人生にも必要なんだと思う。

フェイセズといえば、ロッド・スチュワートやロン・ウッドがかつて在籍していた、どこか陽の当たらないバンド、っていうイメージがあるんだけど、実はめちゃくちゃ陽気で屈託のないやんちゃさが持ち味だ。
ストーンズだと斜に構えて「ケッ」ってなっちゃうようなところも、明るく笑って飄々としているようなしたたかさがフェイセズにはある。
「おまえと踊ってやってもいいぜ」って感じじゃなくって「きみといると踊りたくなっちゃうよねー」っていう屈託のなさ。
さっきまで「憎たらしっ!」と思っていても、その笑顔を見てしまうとなんとなく許してしまうようなそんなかわいらしさも込みで。

独特のやんちゃなノリを支えるのはロン・ウッドのギター。
茶目っ気のあるイアン・マクレガンのピアノ。
悠々とグルーヴを練りあげるのは山内テツ。
グルーヴの主であるはずのケニー・ジョーンズはこの曲ではなんとも歌に沿ったおおらかな叩きかたをしていて、そのテキトーさがフェイセズらしくていい。
後半、当時流行のフィリー・サウンドを狙ったんであろうストリングスとともに♪Keep on loving me,babyと連呼するロッドのノリにあわせてケニーのドラムもどんどん立ってくるあたりの展開もとっても気持ちいい。
ついつい歌ったり踊りたくなってしまいますよね。

元気になりたいとき、フェイセズは効き目抜群だ。
斜に構えてひねくれているより、ぶつぶつ不満を垂れているより、フェイセズでご機嫌になるのが一番の元気回復。


Snakes and Ladders / The Faces






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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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