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座右の名曲(1) Brightside Of The Road

まだまだ収まるどころか拡大する一方の新型コロナ。
一日中マスクするのにも慣れたけど、なんともいえないこの閉塞感、さすがにうんざりする。
言いたいことはいろいろあるけど、そんなことを書いてもつまらない。
むしろこういうときこそ、大好きなロックンロールのことを書くべきだろう。

ということで、しばらくの短期連載シリーズ。
題して「座右の名曲」。
ベタなタイトルですが。。。
自分なりのポリシー、生きる姿勢やスタンスに影響を与えた曲についての一考察、、、いや、そこまで言うと言い過ぎか(笑)、要は若い頃にガーンとショックを受けたような曲をいくつかピックアップした感想文をいくつか書き散らかします。

第一回は、この曲です。
Van Morrison
Brightside Of The Road




暗い路地裏から 
陽の当たる道の向こう側へ
もう一度愛し合わないか
陽の当たる道の向こう側で
一緒に行こう
信じるものを分かち合って
暗い路地裏から 
陽の当たる道の向こう側へ

この人生に産み落とされたけれど
時々何が何だかわからなくなる
時間はあっという間に過ぎていく
瞬きのように

できる限り楽しむんだ
僕の歌を一緒に歌ってほしい
暗い路地裏から 
陽の当たる道の向こう側へ



ちょっとカントリーっぽいアコギやフィドルがいいよね。
歌のテーマどおり、明るい日射しが歌の中に降り注いでいる。

ヴァン・モリソンって、どっちかっていうとちょっと小難しくて哲学的でどこか孤高の仙人みたいな独特の佇まいがあってちょっと敷居が高いイメージ。
確かにそのイメージどおりに深い思索の果てに生まれたようなシリアスな曲もたくさんあるけれど、実はとてもポップで人懐っこい歌もたくさん歌っているのですよね。

開かれた窓、そよぐカーテン。
雲の切れ間から陽光がさすように、どこか吹っ切れたような明るいトーンとウキウキするような跳ねるビート、ソウルフルな歌。
エネルギーが少しずつ充ちてくる。

ずっと反抗的でひねくれていた少年時代、とりあえずなんでもかんでもかみついていた20代、なんの根拠もないのにやたらと血の気が多かった僕が、やっぱりソウルだよな、と思いはじめたのはいつ頃だったのだろう。
奪いとるよりも与えることのほうが、結果としてたくさんのことを得られるのだと気づいたのはいつ頃だったのだろう。
その頃からヴァン・モリソンがとても気持ちよく心に響くようになっていったような気がする。

まずは受け入れる。
それって、実は反抗的でひねくれていた自分が、相手にとってほしかった態度なんだろうね。
それがいつの間にか、受け入れる立場に変わっていた。
まぁ、年を重ねていけばそういうことになるのが必然なんだろうけど、そういうことに気づいてからのほうがずいぶんと生きやすくなっていった気がする。

Let’s enjoy while we can.
できる限り楽しもう。
Please help me sing my song.
誰かに助けてもらいながら、
自分の歌を歌おう。


世の中いろいろあるけれど、基本的にはこういう気分で過ごしたい。

眉間にシワがよってきたら、この歌を思い出して、ハナウタで歌ってみようと思う。
From the darkend of the street,
to the brightside of the road♪


20200313223505f51.jpg

Into the Music / Van Morrison



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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