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Since 1980

1980年。

中学二年生だった。

初めて女の子を好きになって、思いっきりふられた。

スポーツはまるでだめ、勉強は中の中、ギターを弾きたいと思ったけれど、Fのコードが押さえられなくって早々に挫折。

素直な良い子だったのに、少しずつ親や先生のことを疎ましく思うようになっていった。



1980年。

アリスと松山千春、中島みゆきやさだまさしが大人気だった。いわゆるニューミュージックの全盛期。

年間ヒットチャートの一位はもんた&ブラザースの「ダンシング・オールナイト」、二位クリスタル・キング「大都会」、三位久保田早紀「異邦人」。

アイドルでは松田聖子や田原俊彦、近藤真彦がデビューしたのがこの年。山口百恵が引退した年。沢田研二がステージを翔んでいた。西城秀樹も郷ひろみも健在で、ヒットチャートには普通に演歌がランクインしていた。

サザンやツイスト、テレビでもロック・バンドを見るのが当たり前になってきた。永ちゃんがコカ・コーラのCMを歌ったのにはびっくりした。CMやドラマとのタイアップで数多くのヒット曲が生まれた。好きだったのは“ハングマン”の主題歌「あ・れ・か・ら」、“ちょっとマイウェイ”の「夜明けのマイウェイ」、それから“俺たちは天使だ”の「男達のメロディー」。ドリフのコントの後で松原みきが歌ってた。

深夜ラジオを聴くようになって、テレビでは見かけないかっこいい音楽がたくさんあるのを知った。柳ジョージや上田正樹、山下達郎、南佳孝。佐野元春やハウンドドッグがデビューしたのもこの年。RCサクセションがロック・バンドになって生まれ変わったのもこの年。YMOも人気だったけど、僕にはぴんとこなかった。

同じく当時はすぐにぴんときたわけではなかったけど、福岡ではシーナ&ザ・ロケッツ、モッズ、ルースターズ、ロッカーズらいわゆるめんたいビートのバンドががうねりをあげ、ARBは「魂こがして」と歌い、アナーキーは「ノット・サティスファイド!」と叫んでいた。東京ロッカーズのムーブメントは中学生には届いてこなかった。

イーグルスとレッド・ツェッペリンの解散のことはまるで知らず、知っていた洋楽アーティストといえばビートルズとビリー・ジョエルくらい。そんな中、ジョン・レノンが撃たれた。



なんかすごいな、1980年。

なんでもアリで、古い時代と新しい時代がごっちゃまぜで。エンターテイメントなのから尖ったのから渋いのからポップなのまでなんでもありで。

そんな時代に14才だった僕の中で、なにかがどんどん変わっていったのだ。





Since1980。



あなたはどこで何をしていましたか?




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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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