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もしDJだったら goldenblue 秋の巻

気がついたら11月ももう半ば。
まだ“もしDJだったら”の秋編をやっていなかった。

長めだった残暑もようやく落ち着いて過ごしやすくなったと思ったのもつかの間、この数日で一気に冷えてきましたね。
晩秋というよりもはや初冬の雰囲気。
こたつを出したらその心地よさの魔力に逆らえず、ひたすら居眠りしてしまったこの土日。
ほんとよく眠りました。

7月くらいから続いた怒濤のへヴィーデイズも、ようやく先の目処が見えてきてやれやれな感じ。
けっこう頑張ったよ。
この10年で一番忙しかった。
「無理せんときや。」と言われても無理せざるをえない状況なんだからどうしようもない。
任された以上、ミッションは遂行するのだ。レベルは落とさないのだ。
無理な依頼も頼られているからこそ。
それに、時には多少の無理も必要なときもある。
できる範囲のことだけやっていても進歩がないっていうか、ちょっと無理してがんばるからこそ出てくる知恵もある、破れる壁もある、ってことだ。

ただし、がんばり過ぎて壊れてしまったら元も子もないわけで。

そろそろ荷物を下ろす時期だろう。

ってことで、1曲め。
The Bandの“The Weight”を。

Take a load off, Fanny
Take a load for free
Take a load off, Fanny
And you put the load right on me

その荷物を下ろして、自由になりなよ。
そしてその荷物を俺に背負わせるがいい

・・・そんな歌がやけにしみる。

なにしろ晩秋だからね。
枯れた味わいの渋いのがぐっとくるなぁ。

2曲めもぐっと渋く。
ダン・ペンさんなんてどうだ。

Dan Penn “I'm Your Puppet”

I'm just a toy, just a funny boy
That makes you laugh when you're blue
I'll be wonderful, do just what I'm told
I'll do anything for you
I'm your puppet, I'm your puppet

へこんでいる君が
微笑んでくれるのなら
僕は素敵な気持ち
何だってやるさ

・・・滅私奉公ってわけじゃない。
むしろ則天去私の心境。
俺が俺が、ではなく、頼りにされた結果、誰かが喜ぶのなら、それが何よりだ。

でもそういうしんどさは、なかなかわかってもらえなくて、時々どんよりした気分にもなる。

そんなときには心癒されるラブソング。
“Stand By Me”にしよう。
アコーディオンが晩秋っぽいライ・クーダーのバージョンで。

Ry Cooder “Stand By Me”

No I won't be afraid,
no I won't be afraid
Just as long as you stand,
stand by me

君がそばにいてくれるなら、
何も恐れはしない

・・・元々万人受けするタイプじゃないから。
わかってくれる人が少しだけいてくれればいいんだぜ。


と、そんなこんなの晩秋の3曲。
とりあえずやれやれ、って自分を労っておくことにする。

201911180021459a5.png

goldenな夕暮れ。

とりあえずはゆっくり休んだし、
また明日からぼちぼちがんばろう。


最後にもう一曲。

“ブルースは聴かせないで”
byめれんげ。





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コメント

[C3339]

Bach Bachさん、こんばんはー。
“The Weight”、ほんと完璧な名曲名演ですよね。
意味ありげで難解っぽい歌詞もよくわからないなりに大好きです。
  • 2019-11-20 00:16
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C3338] The Weight!

映画『イージー・ライダー』ではじめて聞いた時から、ずっと好きです。サビのハモるところが好きすぎてもう(^^)。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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