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もしDJだったら goldenblue夏の巻

僕が社会人になりたての頃、つまりはまだまだ「遊び盛り」だった頃、『日本の夏、サザンの夏』というキャッチコピーがあった。
会社の先輩や同僚なんかと夏に車で出かける、となると、カーステレオでは必ずサザンをかける奴がいた。
カラオケに行けば必ず、桑田の真似をして歌う奴がいた。
・・・苦手だった(笑)。

サザンオールスターズの音楽そのものは、好きというほどではないけれど嫌うような音ではない。
ただね、サザンを大好きだという人たちとはあまり仲良くなれなかった。
いや、もちろんサザン好きの友達もいるし、友達がサザンを好きだということをもって友達ではなくなる、というようなことではもちろんないのだけれど。

なんとなく気が合わないものをわざわざ聴く必要もないし、みたいなつっぱった思いもあって、ほとんどちゃんと聴かなかった。
これは、夏=タツロー、みたいなのも同じ。
こういうのっていわゆる、偏屈とか天の邪鬼とかいうことなんだろうという自覚はある。
でも、実際そう思うんだから仕方がない。

今思えば、苦手だったのは、サザンの音そのものではなく、彼ら彼女らにとって、サザンが「音楽」ではなく「イケテるアイテム」だったことだったんだろうと思う。
それは、僕の音楽に対して感じるものとはきっとかけ離れている、と。



サザンの代わりによく聴いていたのが、メンバーの青学時代の後輩で、今もサザンのサポート・ギタリストで活躍中の斎藤誠さん。
サザンと同じく70年代のアメリカン・ロックをふくよかに吸収した音はとてもなじみやすく、少し控えめな感じもクセがなくていい。


La La Lu / 斎藤 誠

“小さな頃見た
あの映画のように
最後は必ずいつも
思った通りのハッピーエンド”


山下達郎の代わりに聴いていたのは、村田和人さん。
キラキラと輝くようなポップなハーモニーと、せつないメロディーにキュンとする。


Boy's Life / 村田和人

“水の星座のガールフレンドは
気が強くて足も早い
揃いのバンダナ僕が失くしたとき
三日もふくれてた
聞いたよ、君が母親だなんて
可笑しいね”


日本の夏のポップスといえばもうひとり、南佳孝さんも忘れちゃいけない。
片岡義男みたいなキザでクールな世界観は中高校生の頃にはピンとくるものではなかったけれど、なんとも苦い感じと青っぽい香り、そしてどこかあっけらかんとしたクールさはやはり素敵だ。
声も渋いよねー。


遥かなディスタンス / 南佳孝

“離れても愛してる
遠く平線描いていても
君のこと忘れないよ
こんな青空の日には”


このあたりは天の邪鬼でも素直に聴ける。
その違いはなんなんだろ?

なんて思いつつ、もう一曲、めれんげの曲を。

ロックンロール!なjukeさんだけど、彼の作るメロディーは、意外にもポップで、しかも直球ストレートというよりはひねりが効いていている。


曖昧なリズム / めれんげ

“遠く離れてても
君とならだいじょうぶ
何の裏づけもない
ただ恋しくてたまらない”


いい感じ。
下村さんの甘い音色のギターがちょっと夏っぽいこの曲もかなりお気に入り。



まだまだ梅雨空が続く今年の7月。
涼しいのはありがたいんだけど、これだけ雨が続くと、キリッとした夏空が少し待ち遠しくもなる。
梅雨の合間にはかすかに蝉の啼き声が聞こえてきて、真夏はそんなに遠くはないと知る。
天気予報では来週もずっと雨。
まぁいいや。
気分だけでも夏っぽく行くぜー♪





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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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