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7・6 六本木 Bar Deuce

7月6日(土曜日)、六本木でのjukeさんのライヴ
jukeさんの“勝手に40周年イヤー”を勝手に全部見届けてみよー、ってんで今回ものこのこと東京までやって参りました。
泊まりは3500円のカプセルホテルでお安くあげつつも、行き帰りは新幹線で快適に行くぜー。
何しろもう昔ほど若くないからね(←当たり前)、仕事明けの週末の長距離バスはさすがにキツい(笑)。
東京行きのぞみは超満員なのに、ひかりは自由席もガラガラなんだよ。
ほんの30分しか到着時間は違わないのに。

知らなきゃなんとなくのぞみに乗って窮屈な思いをするんだろうけど、ひかりの存在を一度知ってしまうと「あぁ、こんな居心地のいい世界をなんで知らなかったんだー」って思ったりする。
ブログの世界もちょっとそんな感じ?
「ブログで知り合った人たちと会うなんてどーなんだろ?」って昔は思ってたけど、一度この楽しさを知ると、はまってしまうものでして。

ま、そんなわけで今回は、jukeさんのライヴッ!というよりは気楽なブログ仲間のオフ会に参加するよーな気分で東京へ向かったのでありました。





午後6時半、jukeさんがおもむろにアコギを取り出して“I Shall Be Released”の弾き語りでライヴは始まる。
おー、いいねー。
集まった皆さんの気持ちが自然と音に吸い込まれていく。
いつも演る、インプレッションズの“”It's Alright”で手拍子して一緒に自然に歌って、ビートルズ好きのnonさんへとのコメントで紹介された“A Hard Day's Night”で盛り上がって。
「歌ってもいいよー。歌わなくてもいいよー。どっちでもいいよー。」
っていつものMC。
あれ、好きだな。
自分の思い通りに楽しめばいいんだ。
どんなふうだって君ならOKだ。
そんなメッセージ。

『めれんげ一人旅』のはずが、仕事で東京に来ていたドラムの藤倉さんも参加。
歌を後ろから支える藤倉さんのドラムはさすがです。
“あこがれの北新地 改め あこがれの六本木”や“ジェットでぶっとぶ”ではいい感じの歌も聞かせていただきました。

201907092206464ca.jpg

第二部後半では、Alleynutsのkazさんと達郎くんも合流。
達郎くんのビシッと引き締まったタイトなドラムとKazさんの豪快な爆音ギターによるめれんげナンバーは、いつものメンバーやjukeさん一人で演るのとはまた違うハードさやドライヴ感があって。
なんていうか、ミック・ジャガーがチャーリー・ワッツと演ってるのとサイモン・フィリップスと演ってるのくらいの違い?
例えが適切かわからないけど。
まー、とにかくめっちゃかっこよかったです。って、しろーとの感想かよっ(笑)。

※1曲だけツイキャスでアップしたので、よろしければコチラを。

http://twitcasting.tv/c:goldenblue67/movie/554258556


20年前に一度演ったきり、っていうラブソングや「新記録を作ろう」や「君はわかってる」、あとルースターズの「撃沈魚雷」・・・いろいろ書こうとは思ったんだけど。
実は、けっこう早めに酔っぱらってご機嫌になっちゃって、あんまり細部までちゃんと覚えてない(笑)。

あの土曜日の夜を象徴していたとすれば、二部の最初の方で演った“Mona”だなー。
この日、アンプの調子が悪くてjukeさんのエレキの音がたびたび止まってしまうアクシデントがあったんだけど。
“Mona”のときもjukeさんのギターの音が止まってしまったのです。
その時、藤倉さんは演奏を止めずそのまんまドンストトントン、ドンドンってジャングル・ビートを叩き続ける。
客席から誰からともなくドラムに合わせて“ヘヘイ、へヘヘイ、モーナー♪”の掛け声。
その間にマスターがアンプをセットアップして、無事いつもの演奏へ。
juke氏、メンバーと客席に助けられるの図(笑)。
でも、これ、なんかね、jukeさんらしくていいな、って思ったんだよ。
いや、そう言っちゃうとjukeさんが情けないみたいに聞こえちゃう?
そーゆーことではなくって。

自分が楽しむために、みんなが楽しめるために、みんなが楽しんでいる感じを自分が楽しむために、いろんなことを演っちゃうjukeさん。
いろいろめんどくさいことも多いだろうけど、結局やっちゃうっていうのは、すごいエネルギーだな、っていつも思うんですよね。
マッチョな感じのタフさ満々のエネルギーじゃなくって、限られたエネルギーを全部、好きなこと、自分が気持ちがいいとこへ集めていく感じ。
ひとりじゃできない。
だから、いろんな人の手を借りながら巻き込んでいくjukeさん。
どんどんいろんな人に助けられながら、やりたいことをやる。
結果的には自分もみんなもハッピーにする。
それが、らしいな、っていうか。
それでいいんだ、それがいいんだ。
そーゆー感じ。

助けられている感じはほんとはあんまりかっこいいものではないのかもしれない。
できればそんなに観られたいものではないかもしれない。
観せたい自分があって、一方で、観せたくないけどみせてしまった自分や、観せたくなかったけどついみられちゃった自分がいて。
でもね。
そういうところをふつうにさらけ出してくれる人の方が、100%完璧に武装して弱みや裏を一切みせない人よりも信用できる。
そんなことを、ちょっと思ったんですよね。
少なくとも僕はそうだ、と。




今回はなぜか、演奏そのもの以上に、集まった皆さんとの何気ない会話やさりげない仕草の方がとても印象に残っているのです。


「この“You Can't See Me”、かっこいいね。誰のバージョンだろ?」
「これね、あの人たちよ、ほら、あれ、マシュー・スイートとスザンナ・ホフス。バングルスの。」

「この“Lean on me”は誰の?」
「これ、あれだよ、Play For Changeのシリーズ。」
「あぁ、世界中でいろんな人がセッションしてるやつね。」
「あれ、いいよねー。“Dock Of The Bay”とか“Stand By Me”とか色々な演ってるよね。」

「山口、この“Don't Cry No Tears” 、ええやろー。」
「ニール・ヤング?」
「あの、鳥のジャケットのアルバム、なんてったっけ?」

そんな、jukeさんセレクトのBGMをネタにした会話とか。

BGMといえば、mamechiさんとjukeさんの横で、かかっていた“(Just Like)Starting Over”に合わせていい気になって調子に乗ってフルコーラス歌っちゃってた俺、とか。

アンプがトラブったときに、マスターがささっと直しちゃった、その手付きの鮮やかさとか。

テトさんからのひまわりの花束と、一緒に届いたプラカードにあった“めれんげさん江 Te to”っていう文字とか。

波野井くんの、とても普段教頭先生をやっているとは思えない3つのおっきないかつい指輪とふたつのリングとか。

あすてかさんがおもむろに立ち上がってカウンター横でタバコに火を点けながら、肩でリズムを取っていた姿とか。

PATAさんの赤いシャツとかシャイな笑顔とか。

スロウな曲にあわせて揺れるみゅうちゃんの後ろ姿とか。

カメラ向けたらパッと親指立ててくれたnonさんのチャーミングさとか。

kazさんのギターの手元を狙うジョーさんのカメラのレンズの長さとか。

駅までの送る道での、ちびさんとの短いデートで交わした内緒の会話とか。

ライヴの前呑みでの赤札屋の窓にずらっと並んだちょうちんや、チャイニーズのホール係のつっけんどんさや、ピーマンの入っていなかったナポリタンや、「このポテサラ、これで380円やで」となぜか誇らしげに語る藤倉さんとか。

なぜかDeuceのカウンターにあった、花マロさんのアフロヘアーの写真とか。

DEGUちゃん作のjukeさんのイラストが貼られた集金箱とか。


そういうひとつひとつのことが、すごく印象に残っている。

十何年とかしたあとにね、そういうひとつひとつのことをふっと思い出すのかもしれないな、なんて。
ある日突然に。何気なく。

そういうのも何となくいいよな、って。

そんな夜でした。



覚えていない、と言いながらだらだら書いたね。

要は、、、楽しかったんですよ、俺。

それって、すごくいいことだと思わない?



以上、報告終わり(笑)。

続きはまた秋に。




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[C3310]

yuccalinaさん、ご無沙汰ですー。
ニール・ヤングの“Zuma”、いいですよね。
ゴールドラッシュやオンザビーチよりも好きかも。

音楽仲間が集まる場、yuccalinaさんもぜひ。
次回10月26日(土)、東中野『Yes』という箱でありまーす。

  • 2019-07-12 20:07
  • golden blue
  • URL
  • 編集

[C3309]

Neil YoungのZuma、私も大好きです(^O^)
  • 2019-07-12 09:08
  • yuccalina
  • URL
  • 編集

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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