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Almost Famous

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「ストーンズ展、行きたかったんですけどねー。開店準備のドタバタで無理やった。」
「いつまでやってたっけ。」
「うーん、ゴールデンウィーク開けくらい?」
「なんか、自分でミックスできるやつがすごい評判ええらしいね。」
「キースのギターとミックのヴォーカルだけ聞くとか、ベースだけ大きくするとか自由に好みでできるらしい。」
「えらいまた、マニアックな。」

「この週末か、神戸のモザイクでフリー・ライヴがあんねん、少年ナイフとか50回転ズ出るんで観にいってこよーかと。去年行ってんけど、海のそばで気持ちよかったでー。」

「あと、フリー・ライヴといえば、おすすめは昭和の日の昭和町のイベント。」
「あ、『どっぷり、昭和町』。」
「ふつーの公園なんやけど、ほんますぐそこで木村が歌ってんの。今年も来るらしい。ザ・たこさんも。」

「こないだ来日してたコートニー・バーネットがすごくよくって。
70年代っぽいシンプルな感じだけど、今っぽくって。」
そう言ってマスターが手元のタブレットをポポンとたたくと、モニターからコートニーさんのファースト・アルバムが流れる。
「ライヴの映像観たけど、もっとギターがラウドでラフで、めっちゃかっこよかったわ。」
「お店始めたら、なかなかライヴとか行きにくくなるんちゃう。」
「いや、どうしても観たいのあったら、お店閉めても行くよ。」
「本日、臨時休業(笑)。」

「ライヴといえば、エド・シーランが来てるね。」
「今年は大物の来日が多いねー。リンゴにクラプトン、ジョン・メイヤー。」
「ジョン・メイヤー、クラプトンのライヴのアンコールで出たらしい。」
「観れた人、ラッキーやな。」
「トッド・ラングレン、リッキー・リー・ジョーンズ、エエなぁ、どうしようかなぁーと思ってるうちに売り切れてまうんやけど(笑)。」
「観れるうちに観とかんと、いろんな人が亡くなっていくからねー。」
「結果的に伝説のライヴ。」
「プリンスとか、観ときたかったなぁー。」
「ジェイムズ・ブラウン観たで。」
「観ててよかったと思うのは、ロン・ウッドとボ・ディドリー。」
「ウィルコ・ジョンソン・バンドとDr.フィールグッドの対バン。リー・ブリローがまだ生きてた頃。あれ、どこやったかなー、なんとかいうホール、なんていうとこやったかなー。固有名詞が出てけーへん(笑)。歳やな(笑)。」



とある、オープンしたてのバーにて。

音楽の話で盛り上がれるバーがあるって、いいな。
普段、仕事場とかでそーゆー話ってほとんどしないもんなぁ、っていうか、そもそもみんなほんとに音楽聴かないみたいね。
なにして楽しんでるんだろ。
趣味はゴルフ。夜な夜なお姉ちゃん目当てのスナック通い?
つまらんな。まったくくだらない。
そういう大人にはなりたくなかった。
行きつけのバーがある大人、ってのもなんだかちょっと胡散臭いけど(笑)、こういうお店ならありだ。

あ、今頃思い出した。
なんとかいうホール、メルパルク・ホールだ。
新大阪か西中島あたりからめちゃくちゃ歩いた。
おんなじホールで、ポーグスも観たな。ジョー・ストラマーがいっしょにツアー回ってて、アンコールで“ロンドン・コーリング”演って。
あと、自慢できそうなライヴといえば、ボ・ガンボス結成当初の磔磔とか、当時はたった一回きりだと思っていた麗蘭のツアー。
それからやっぱりストーンズ初来日かな。後にブログで知り合うことになるほとんどの音楽仲間はあの場所にいた、っていう点でも象徴的な出来事だったかも。
どれも平成の初めの頃のこと、ここ数年はほとんどそういうとこへ行ってないなー。観たいと思う人のほとんどはもうこの世にいなかったりもするけれど。

まぁ、そんな話はともかく。

とあるバーはこちら。
Almost Famous

音楽と映画が大好きなマスターが迎えてくれる、居心地のよい空間です。





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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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