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もしDJだったら goldenblue春の巻

みなさん、こんにちはー。
日曜日の午後にお送りした、juke氏のツイキャス・ラジオ

勝手に40周年イヤー特別企画
マンスリートークセッション
「話をしよう」の第2回配信

お楽しみいただけましたでしょうか。


いやー、生放送って難しいですねー。
もうちょっとたくさんしゃべりたいことがあったような気がするんですが、なかなかスラスラと言葉が出て来ずに(笑)。
ほんま難しかったです。
そーゆーのも含めて楽しんでいただけるとありがたいのですが、改めて思ったのは、、、
しゃべりより文章書く方が性にあってる(笑)。
テレビのコメンテーターとか雛壇芸人とか、すっと振られてさっと答えて、あれってなかなかすごいことだよ、なんて改めて思った次第です。

もしDJだったら、ってことですが、それがもしじゃなくなって、実際選曲させてもらって、自分の好きな曲をお届けできたのは楽しかったなぁ。
3曲選んで、ってjukeさんに依頼されて、パッと出てきたのがこの曲たちでした。
こういうのは考えれば考えるほどキリがない。パッと浮かんできたフィーリングが大事。

1曲目、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッヅの“Sweet Gene Vincent”。


スロウで始まって、それからガツンとビートが転がりだす。
jukeさんがおっしゃるように、この静と動の二面性が好き、というのはあるのかも。
ギターがぎゅわんぎゅわん鳴り響くハードなロックも性急なビートをガンガン叩きつけるパンクっぽいのも好きなんだけど、こんなシンプルなロックンロールがやっぱり一番いいね。
ピアノが転がるビート感、ちょっとひねくれたイアン・デューリーの歌い方。
かっこつけてひねくれてねじれた挙げ句に一番素直なところへ出てきた感じにも共感します。


二曲目、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズで“Don't Do Me Like That”。


「俺にあんなことすんなよ」っていうドスの効いた一言をクールに決めるトム・ペティ。
この方はほんとにバランスがいい。
偉そうじゃなく、暑苦しくもなく、飄々とした佇まいの中に、ぎらっと光るような不遜さや毒もあって、ちょっとニヤッとさせられるような味わいがたまらない。
若い頃はもっと直球直情的なストレートでスカッとするのや、逆に深刻ぶった重くて赤裸々なものが好きだったですが、今はこういう飄々さに憧れてるようなところがあるのかな。


三曲目、リンゴ・スター“Only You”。


これはほんとに、春先の日曜日の午後に聴いたら気持ちいいよなー、っていう選曲なんですが。
アレンジはジョン・レノン。
ジョンがヨーコと別居してた時期に録音した『ロックンロール』っていうカバー・アルバムが大好きで。この『ロックンロール』とニルソンの『プッシーキャット』、そしてこの時期のリンゴの作品は兄弟作品なところがあって。
原曲に込められた感情とは全然違う感情を引き出してしまうジョンのアレンジ。

そして、めれんげの“君はわかってる”。


めれんげの良さは、とにかくたくさんの人に体験してもらいたいですよね。
お客さんが一緒にその場を作っていく感じがとても楽しい。
楽しい、なんて小学生の感想みたいだけど(笑)、結局のところは「楽しい」という一言に尽きます。
「俺の歌を聴けっ!」っていうかっこつけた感じじゃなくって「一緒に楽しめるといいよね。楽しめなくてもOK!」っていう感じがいいのですよね。
ラジオの中でもしゃべったけど、友達づきあいだけで10回も観にいったりはしない。
行く度にどこか発見があって、行く度にワクワクさせてくれる。



・・・と、まぁ。
本番でこれくらいしゃべれよな、と自分に突っ込みを入れつつ。
トークが苦手ってことは全然なくってそれなりにはなんとかなるだろう、と自然体で臨んだのはよかったんですがね。
自分で思っている以上に、けっこう思ってることをちゃんと言葉にするのに時間がかかるタイプなんだなぁ、、、。
そういう新たな発見があったことに感謝です。

宇宙野マリア先生の占いにも感謝。
二面性ってのは確かにあります。
そのへんのバランスの取り方は、ずいぶん上手くはなってきたものの、ここってときには案外しゅんとしてたり、熱くなって息巻いていたりの繰り返しですねー。
ま、仕事運も金運もいいってことで(笑)、まだまだいろいろチャレンジできそうな気がしてきました。

50過ぎてこんなふうに楽しいことがたくさんあるとは全然思ってなかったので、なんかいいよなー、って思った日曜日でした。
最初にブログを始めた頃、ほんとにこの文章を誰かが読んでくれているとは想像もつかなくて、それがどんどん広がってたくさんのおもしろい人たち素敵な人たちと出会えることになっていたのはほんと驚きで。
普通に生活していてもなかなか出会えないよね。
そうやってつながることが一番の目的ではなかったけど、こういうつながりが、自分をポジティブな方向へ向かわせてくれているのは確か。
ま、あんまり気負ってもボロが出るだけなので、今までどおり自然体でやっていきますので、ぜひお付き合いくださいねー(*^^*)。






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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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