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♪夢のカリフォルニア

もう12月かぁー。早いぜ、2018年。
車を車検に出さなきゃいけないし、健康診断の二次検診にも行かなくちゃいけないし、パソコンは壊れちゃうし、月末には父親の7回忌もあるし、まぁなんだかんだと年末は忙しい。お店の歳末セールの応援もきっと入るだろうし。
でも、本業の方は今はすごく落ち着いているのです。
社内でもエレベーターでたまたま一緒になった人なんかに「年末、忙しいやろ。」とか声掛けられて、めんどくさいので「そうっすねー。」とか答えておくのだけど、年末に現場が取り組むための準備が僕の仕事なので、忙しいのは9月10月なのだ。

ってことで、お休みにのんびりとCDや本の整理をしていた。
自分の部屋ながら「おやっ、こんなものが。」なんていう発見があるから不可解(笑)。
さっき見つけたのはこのママス&パパスのCD。

どっか中古屋で安かったので買ったんだったっけか、とか思いながらディスクをトレイに突っ込んでみる。
♪オーザリーバーラ~と聞こえてくる爽やかなコーラス、『夢のカリフォルニア』

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16 of the Greatest Hits / The Mamas and The Papas

中学生くらいのときにラジオでよくかかっていた覚えがあって、ビリー・ジョエルやなんかと並んでいわゆる洋楽を聴きはじめた頃から耳になじんだ曲のひとつ。1965年の曲で、80年当時CMで使われてリバイバル・ヒットしてたんだね。ウォン・カーウァイの『恋する惑星』でフックになるところで鳴っていたのも印象的だった。
爽やかなコーラスが、青空の晴れ渡ったカリフォルニアを連想させるけど、実は冬の歌なんですよね。

♪木の葉の色は染まり、空はねずみ色。
そんな冬の日に散歩してたんだ。
もしロサンゼルスにいたなら、
穏やかであったかい気分でいれたのになぁ。
カリフォルニアの夢を見る。
こんな冬の日には。

冬は得意ではないので、確かにあったかいところで過ごせればいいんだろうけどね。
人は誰でも満たされない境遇のとき、ここではない別の場所に憧れる。
でもさ、じゃあ別の場所へ行けば幸せになれるのかっていうと、どうなんだろ。
カリフォルニアは本当に過ごしやすい天国みたいな場所なのか?
同じ爽やか系のカリフォルニアの歌で、アルバート・ハモンドの『カリフォルニアの青い空』って歌も当時リバイバル・ヒットしていたけど、あの歌だって、イメージほどにご機嫌でお気楽な歌でもない。

♪南カリフォルニアには雨が降らないんだって
そんなふうに言われるのをよく聞くけどさ。
確かにカリフォルニアに雨は降らない。
けど、降ったらどしゃ降りなんだぜ。
どしゃ降り。

実際、ロサンゼルスの平均降水量は、夏は0.5mmとか1mmだけど、冬場は50mm~70mmくらいになるらしい。これは日本の太平洋岸の気候と特に変わらない。気温だって最低気温は一桁まで下がるらしいしね。
まぁ、そんなもんだ。
ここへ行けばすべて解決、みたいなパラダイスなんて、どこにもない。どこへ行ったってそれなりの苦労はある。
そうなってくると、その苦労の質が、耐えきれないほどのものだとか、自分の本質をねじ曲げてしまうようなものでさえなければ、今いる場所でどう自分がご機嫌でいられるか、自分らしさを滲み出させていくかを考えたほうがいいんだろうな、結局のところ。
それでも夢を見るのが人なのかもしれませんし、夢を持って努力することを否定はしないけれど、夢っていうのは実現させることよりも夢を見ることそのものとその過程に価値があるような気がします。逆に、勝手に過分な夢を見て、実現できないことに押し潰されたり嘆いたりはしたくないなぁ。


んーなんだか話があっちこっちでうまくまとまりませんがー、、、蛇足ながらついでに。

歌のイメージと実際歌われている季節感が実は違うってこと、けっこうありますね。
例えば、アース・ウィンド&ファイヤーの『September』も実は冬の歌。
12月になってから、9月の恋を思い出している歌で、二番に♪Now,December~、って歌詞が出てきます。
そんなの英語だからわかんないし、ってことだけでもなく、例えばユーミンの『卒業写真』はよく卒業の歌として3月頃にかかるけど、あの曲で歌われている光景は、卒業してからしばらく時間が経って変わっていく人の姿であって、電車から見える柳のイメージからすると6月とか初夏の歌ですよね。
まぁ、歌は理屈で聴くわけではないので別にいいんだけど、ちょっと気になる(笑)。



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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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