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♪Happiness

晴れときどき曇りたまににわか雨。
よく冷えてはいるけれど風は冷たくない。
お日様の前を雲が横切ったかと思えばパラパラと雨粒が落ちてきたり、雲のすきまからお日様の光の筋が射し込んできたり。
ん?光の筋?
あれ、正しくはなんて呼ぶのだろう?
「天使の梯子」とか「天使の階段」とかいう比喩表現は聞いたことあるけどこれは妙にロマンチックに過ぎる。
「レンブラント光線」?それも画家のレンブラントがよく描いたことによる比喩。
調べてみると「薄明光線」と言うらしいのだが、なんだかあまり美しくないなぁ。
太古の昔から起きている現象なのにどうして「くも」とか「かぜ」とか「にじ」とか「ほし」のような基本的な名前がつけられなかったのだろう?
「薄明光線」は英語ではcrepuscular raysなので、その直訳語。20世紀以降に西洋科学とともに入った言葉だろう。「天使の梯子」だって早くてもキリスト教解禁の明治以降のだいぶたってからの言葉だろうし、だとすればそれより以前、この現象はどう呼ばれていたのだろう?

などと、正月早々どうでもいいことをついつい考えてしまう。
僕はいつもこんな感じ。

大晦日まで働いて、仕事を終えて紅白を観て。
お正月、お雑煮を食べてから、家族で実家へ行って母と弟とおせちをいただき。
二日、昼前まで寝て、お笑い番組を観て、肴やお菓子をつまみながらだらだらと過ごす。
明日は初詣へでも行くべきか。年賀状の返事も書かなくっちゃ。
特別変わったことなど何もない、とりたててどうっていうことのない普通のお正月。
その普通さがありがたい。
この平穏さがありがたい。

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Big Love / Ali Campbell

UB40のリード・シンガー、アリ・キャンベルさんが95年に出していたソロ・アルバム「Big Love」は、「Labour of Love」以降のUB40と同じポップ・レゲエ路線の一枚。
ゆるくてのんびりしたレゲエのリズムにのせて、どこかとぼけたようにソフトなアリ・キャンベルさんの声。言ってしまえば毒にも薬にもならない普通のポップス。
でも、それでいいんだよな。
いや、それがいいんだよな。
シアワセっていうものは、実はこういうことなんだろう。

Happiness”という曲を。

In my heaven here on earth
I found my paradise
All the laughter in my heart
I credit to your smile
Happiness is seeing all the stars in your eyes
Happiness is knowing you are loved



今年もよろしくお願いします。


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[C3152]

櫟コナラさん、新年おめでとうございます。
うちも流通業なので、休みが三が日だけ、ただの三連休ですが(笑)。
アリ・キャンベルさん、確かにちょっと気分がウキウキしてフットワークが軽くなるような感じですね。今年は軽やかに、ってことでしょうか。
今年もよろしくお願いしまーす。
  • 2018-01-03 21:44
  • golden blue
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  • 編集

[C3151]

波野井さん、新年おめでとうございます。
何にも特別なことがなくても普通でじゅうぶん。ありがたいことです。
今年もよろしくお願いしまーす。
  • 2018-01-03 21:33
  • golden blue
  • URL
  • 編集

[C3150]

明けましておめでとうございます。

うちはダンナが年末年始ずっと仕事なので、お正月気分は他人事。
日常がとっても恋しい5日間です。
風が冷たいですが、この曲を聴いていたら外に出て散歩でも、
という気になってきました(^^)

今年もよろしくお願いいたします。
  • 2018-01-03 10:18
  • 櫟コナラ
  • URL
  • 編集

[C3149]

明けましておめでとうございます。

美しい歌ですね。
穏やかな気持ちになれます(^^)。

普通が一番。
普通が幸せ。
激しく同意します(^^)。

今年もよろしくお願いします(^^)♪
  • 2018-01-03 00:12
  • 波野井露楠
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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