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♪ぼうずあたま

毎日暑いっすね。

お会いしたことのある方はご存知ですが、僕のヘアースタイルは「ぼうずあたま」です。
ぼうずにしたのはかれこれ5年前の夏の日。
あまりにも暑くて、髪の毛がうっとおしくって。
いいよー、ぼうずあたま。
直射日光があたると暑いんじゃないと言われるけど、意外とそうでもない。
むしろ涼しい。
顔を洗うみたいに冷たいタオルで頭皮ごと拭き拭きしたり、あたまから水ぶっかけて冷やしたりできます。すぐ乾くしね。
あまりにも便利なのでそれ以来はまってしまって、今はバリカン買って自分で剃ってます。

暑さ以外のもうひとつの理由は、、、要は毛髪量の減少という現象が発生してきたため。
中央のてっぺんがね、伸びないんだ。父親は額から禿げ上がっていくタイプだったので安心してたんだけど、てっぺんがどんどん減っていく。伸ばしても両サイドばっかりが伸びて、むしろてっぺんの薄さが目立つんだよね(笑)。いわゆるカッパ的な。誰に似たんだと思ったら、母方のじいちゃんがつるっぱげだった(笑)。

毛髪というのはやはり気になるものでね。
だからって、いわゆるアー◯ネイチャーやら◯デランス、或いはなんとか増毛なんていうのをやろうとは思わない。人それぞれなんでそういう人を否定はしないけど、個人的にはなんか、カッコ悪いんじゃね、と思うんですよね。人工的に隠すっていうのがね。
ありのままで何が悪いよ、と。
で、思いきって剃ったらすっきりして気持ちよかったんだ。高校の頃はぼうずを強制されるのが嫌でスポーツ系の部活には入らなかったくらい嫌だったのに、剃ってみるとちょっと中学生の頃の自分に再会できてなかなかかわいいやん、と思ったり。

元々「頭を剃る」という行為には、社会から離脱するような意味があるようで、なるほどそれで坊主や囚人は頭を剃るわけだな。だったら尚更パンクでブルースっぽくてええやんか、なんて思いつつ今に至るわけです。


さて、日本で一番かっこいいぼうずあたまといえば、ヒロトさん。

「人にやさしく」を初めて聴いたときは、ゾクゾクするくらい衝撃的だった。
で、アルバムもすぐに買って、当時バイトしていたレンタル・レコード屋で大音量でガンガンにかけまくってた。
1987年、もうハタチも過ぎていたから人生変わるほどのめり込むところまではいかなかったけど、中学生高校生の頃だったら神様級にめちゃくちゃはまってただろうと思う。

20170801221943437.jpg
The Blue Hearts / The Blue Hearts

これは、ぼうずあたまとは関係のない、単なる仕事上のぼやきなんだけど、昨日ある商品トラブルがあって、夕方遅くに発覚したんだけど、その日いた10数名で残業して利用者に電話を掛けたんだ。
いわゆる部署のトップの偉いさんたちは、電話掛けないんですよね。腕組んで見てるだけ、まぁ先に帰らなかっただけましなんだろうけど(笑)。
僕が偉くなることはないんだけど、もし偉くなるようなことがあっても、「俺も掛けるわ。」って言えるようでありたいな、って思ったな。
ブルーハーツの音楽は、そういう気持ち、一番厳しい場所にいる思いを思い起こさせてくれる。悔しくて泣きそうな気持ち、こういうことされたら自分だったら悲しいよね、という気持ち。
人として大切にしたいこと、底辺からの景色、そういうことを忘れない大人になりたいよね。
そういう意味でも、ブルーハーツがいつまでも心に響くようでありたいよね。


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コメント

[C3084]

波野井さん、ご無沙汰ですー。
うーん、仕事ってやっぱり、楽しくやれてなんぼ、上司の仕事の半分以上は、どう楽しくさせるかじゃないかと思ったりしますよね。
理想の上司、とまでは言わんけど、せめて邪魔せんでもらたい、気持ちを逆なでしないでもらいたい、と(笑)。

気持ちが荒れたときに聴くロックは、中学生の頃みたいに気持ちいいけどね。

  • 2017-08-31 00:01
  • golden blue
  • URL
  • 編集

[C3083]

理想の上司と仕事がしたいですよね。
やっぱり職場にはチームの雰囲気がないとつらいです(^^;)。
明るく温かく、でも馴れ合いじゃない職場を目指したいです(^^)。

自分、中学生のときから薄毛を気にし続け、ごまかしごまかしここまで来ました(笑)。

ブルーハーツ、社会人1年目のとき
車で通勤しながら聞いてて
泣けてきた思い出があります(^^;)。
  • 2017-08-30 20:17
  • 波野井露楠
  • URL
  • 編集

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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