お盆も過ぎたのに、いきなり蒸し暑い真夏モードだった先週。 ここへ来ての暑さはけっこう堪えた。 新しい仕事、ちょっと気合入れて頑張りすぎたということもあるのだけれど、休日になってどっと疲れが出てきた感じ。 今日はゆっくり休もう。 リラックスしてくつろごう。 夏のリラックス・サウンドは、ギターなのだ。 それも、クリアなトーンでのびのびと歌う、呆けたくらいの音が気持ちいい。 プールで大の字になってぷかぷか浮かんでるような感じで体が軽くなる。 そんなわけで、遅れてきた夏のささやかな休日を気持ちよく過ごすためのB.G.Mをいくつか。 クールな音の残暑見舞い。 Discovery/Larry Carlton 夏の朝は爽やかにアコースティック・ギターの音色で目覚めたい。
細やかな、けれどとても明瞭な音色のギターの音の粒が、疲れて堅くなった脳みそにしみこんでほぐしてくれるような感じ。
Breezin’/George Benson 午前中。お散歩。
木陰の下で“Breezin’”なんてサイコーに心地よいんじゃないかしら。
70年代フュージョン・ブームをリードしたと言われるこの作品だけれど、この何ともいえない絶妙のタイム感は、その後ぞろぞろ出てくる凡百のフュージョンとはまるきり違うと思う。
Chester & Lester/Chet Atkins&Les Paul 午後。お昼寝。
つい先頃94歳で大往生されたレス・ポールさんが、60歳の頃にチェット・アトキンスとレコーディングした作品。
爺さんの日向ぼっこみたいに穏やかで何の不安も何の苛立ちもない、こざっぱりしてのどかなサウンドに包まれながらうとうとと午睡をむさぼる。
マイ・メロディ/内田勘太郎 日も暮れ始め、一足お先にビールでも。それとも明るいうちにひと風呂浴びるか。。。みたいな心地よさの一枚。
憂歌団を解散して沖縄へ移住した内田勘太郎のファースト・ソロ・アルバム。
本人のノドも聴かせてくれるけど、何よりギターが歌っている。
Unplugged/Eric Clapton 夜も更ければビールよりも日本酒や焼酎。つまみはやっぱりブルース。
しかもアコースティックでちょっと軽めの洒落た奴、となるとやっぱりコレ。
このアンプラグドを機に“ギターも巧いダンディなおやじ”として世間に認知されてしまったクラプトンだけれど、紆余曲折を経てブルースに還ってきた、しかもとても自然な形でリラックスして肩の力を抜いて昔っから大好きなブルースを嬉々として演奏する姿は、素直に素敵だと思う。
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