La La Means I Love You/The Delfonics 美しくもやる気なさげなゆるさがなんともいい。 超A級の素晴らしさじゃないからこそ逆にしみてくるものもある。
Groovin’/The Young Rascals リラックス・ムードとランブルなR&Bの奇妙な同居、なんだかどこかへんてこりんで、まるで曇り空に海水浴へ行くようなアンバランスさ。オルガンとかドラムとかかなりがさつで、それでいてどこか甘くて、ワイルドにやりたいのか洗練を目指しているのかどうもどっちつかず。でも、そのどっちつかずさはラスカルズにしか出せない微妙なテイストで、そんな彼らのことがけっこう好きなのだ。
The Best of the Manhattans: Kiss and Say Goodbye/The Manhattans 甘くメロウなスゥィートネス、ストリングスに乗ってどこまでも伸びていくヴォーカルのやわらかで穏やかな声、でもどっか野暮ったくて泥臭いいなたさがなんともたまらないのです。
Celebration: The Best Of Kool & The Gang 1979-1987/Kool & The Gang “Cherish”“Joannna”…あたりのメロウ系は昔からなぜかしら好きだったなぁ。ジミー・クリフと演ってた“Let's Go Dancing”もゆるくていいなぁ。 妙に涼しげで、目一杯じゃなく余裕ありげなところがいいんだなぁ。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
コメントの投稿