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♪Our Love

2016年もいよいよ終わり。
まぁ、一年の終わりなんて単なる区切りにしか過ぎないのだけれど、といいつつ毎年、一年の終わりにはその年を振り返る記事を書いている(笑)。
世界的にはいろいろと荒れた2016年だったけど、個人的には過去49年中でも珍しいくらいに穏やかな一年だったな。
反省も心残りもまるでない、フツーに穏やかな一年。
イラつくことやムカつくことがほとんどなかった。
それは実際にそういう気分を発火させるような案件が少なかったのかもしれないけれど、それ以上に、自分自身がちょっとのことでイラついたりムカついたりすることがなくなってきたのかも、という感じ。
ムカつくことがあっても表には出さず、ニコニコ笑いながら厳しいことが言えるようになってきた。本心ではないかもしれないことでもさらりと当たり障りのない気遣いの言葉が自然に言えるようになってきた。そんな感じ?いいトシの大人なら当然?50も前にしてやっと今頃かよ!という突っ込みも笑って受け入れましょう(笑)。

まぁ、そんな穏やかな年の瀬に似合う一曲、これなんてどうだろう。
マイケル・マクドナルドの“Our Love”。

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Sweet Freedom / Michael McDonald

穏やかで、包み込むようなあたたかさが素敵。
心からあなたを愛してるわ~♪、的にくどく盛り上がらず、淡々と、深く人生を見つめるような感じがいい。
それから、“My Love”じゃなくて“Our Love”なのがいいよね。自分だけの思いではなく、誰かとの間に育まれる共有の思いこそが愛なんだよ、なんて。

 Lost and lonely lives
 Floating like waves at sea
 We make it day by day
 Watching the world go by

 In a moment where time stands still
 From here we look out on forever

 Darling, our love
 One love that never fades away
 Our love
 This love will light the world on its way

「この愛はその方法で、この世界を照らしてくれるだろう」

イラつくことやムカつくことが少なくなった、その理由をたぐっていくと、行きつくキーワードは「愛」なんですよね。艶っぽいハナシではなくって、なんていうか、自分を取り巻く人やモノやコトをきちんと受け入れることができるかどうかのベースの部分でやっぱり「愛」が大切だな、と。
どんな人だって自分の思い通りになんて動くはずはない。それを権力や暴力で従わせようとするのはやるのもやられるのもまっぴら。まずはその人やモノやコトに愛情をもって接すれば、そのポジティヴな面が見えてくる。こちらがどう接しようとしているかは伝わるものなんですよね。うまくいくこともあればうまくいかないこともあるけれど、「愛」のある接し方をしていればだんだんと受け入れられていく。少しずつ信用されていく。愛されることがまた次の愛へのエネルギーになっていく。
そんなことに確信が持てるようになってきたようなね、気がします。
世界的にはいろいろと荒れた一年と書いたけど、まだまだこれからもっと荒れていく始まりでしかないようにも思えるんですよね。
そういう世界だからこそ、やっぱり「愛」が大事だと思いたい。

今年も一年、お世話になりました。
Wish You a Happy New Year,and Keep Our Love.



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コメント

[C2954]

BACH BACHさん、ありがとうございます。
マイケル・マクドナルドで穏やかな気分で年を越せることに感謝、です。
よいお年をー。
  • 2016-12-31 06:58
  • goldenblue
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  • 編集

[C2951] 今年もお世話になりました!

一年の締めくくりが、マイケル・マクドナルドと愛なんて、いいですね~(^^)。
今年もお世話になりました。どうぞ、良いお年を!!

[C2950]

櫟コナラさん、ありがとうございます。
そうですねー、そういう感覚、なんとなくわかります。
こだわらなくなったというか、ガツガツ行くより、じっくりとかみしめたりそこはかと感じたりするのが心地よくなってきたというか。
なにか気にくわないことがあっても、こちらの主張をぶつけるよりも「この人はどうしてこんなこと言うのかなー?」と考えたりする方が楽しくなってきました。

コナラさんにとってよい2017年が迎えられますように。

  • 2016-12-30 09:48
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2949] 癒されますね

golden blueさん こんばんは。

なんかね、ちょっと思うんですけど、クリスマスやバレンタインのような華やかなイベントへの関心は薄れて
歳時記っていうのかな、四季折々の移り変わりに目がいって
あ~また桜が見れたな、とか、紅葉した葉がすっかり落ちて
また来年への準備をしてるなとか、
そうやって巡っていく中に年末やお正月もあって
また迎えることができることに感謝の気持ちが湧くようになりました。

マイケル・マクドナルドの穏やかな歌を聴いていたら
そんなことを伝えたくなって書いてしまいました。
長くなりごめんなさい。

また来年もよろしくお願いします。
よい年をお迎えくださいね。
  • 2016-12-29 22:58
  • 櫟コナラ
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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