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♪シャネルズ

50'sやR&B、とりわけドゥー・ワップに影響を受けた80年代のバンド、ということで思い出したのがシャネルズ。

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Mr.ブラック / シャネルズ

チェッカーズ同様にロック・サイドからの評価は低いですが、メジャーなフィールドで日本人が本気で黒人のソウルに取り組むという点で実に画期的なバンドだったのではないか、と改めて思うわけで。
黒塗りのふざけているような出で立ちで、ドリフなんかにも出てコメディーなんかも平気でやったりして、軽薄な人たちなんだろうと当時頭の固い中学生だった僕はそんなに惹かれはしなかったし、案の定その後事件を起こして謹慎になったりして(人生幸朗師匠がよくネタで宴ってましたね、 「ランナウェイ、連れていってあげるよ。お前らが連れていかれとるやないかー。」って。)、あーあ、やっぱり柄の悪い人たちだったんだ、なんて思ってた。
浅いぜ、14才。

今聴くと、やや安っぽいところはあるにせよ、鈴木雅之はじめ彼らのソウルはやっぱりホンモノだ。佐藤さんと久保木さんの渋い声、田代まさしもいい味出してる。桑野さんが黒塗りではないのは白人トランペッターという設定だからだそうだ。
ヒット曲の“ランナウェイ”はもちろんだけど、勢いのある“ダウンタウンボーイ”やスイートな“月の渚”、それからB面の“Shama Lama Ding Dong”や“Sh-Boom”や“Chapels Of Dreams”といった50'sドゥー・ワップのカヴァーなんて、ちゃちいけど憧れいっぱいでそれが好きでたまらない感があって、ストリート感も含めた黒人文化への憧れや共鳴が感じられてリアルです。
アーティスティックなのがかっこいいって思ってたんだよね。テレビなんかには出ないのが、シングルヒットなんて出さないのがアーティスティックだと思ってたんだよね。愛だ恋だの歌よりももっと反抗的だったり哲学的だったりするのがかっこいいって思ってたんだよね。
浅いぜ、14才。

彼らのポップな姿勢、ギャグなんかも平気でかましちゃう姿勢,、なにがなんでも楽しませてやろうというアティテュードそのものが、ブルースやR&Bから受け継いだスピリットだったんだということに気づいたのはずっとずっと後になってからのこと。
安っぽいパロディーではなく、ブラック・ミュージックへのリスペクトをひしひしと感じさせてくれます。


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コメント

[C2965]

ezeeさん、毎度です。
今年もよろしくお願いしまーす。
ソウルやR&B好きの原点にはこーゆー現体験が確かにあるなー、と改めて思った次第であります。
  • 2017-01-08 20:48
  • goldenblue
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[C2964]

まいどどす。
シャネルズ、チッカーズ! 中学生時代のヒーローっすな。
神様ヘルプも、ミセスマーメイドも演ってましたし、ラッツも毎回シングル
楽しみでしたね^ ^
ちょっとワルで、お茶目なとこが最高でした!
今年も面白ネタ、よろしゅう頼んます。
  • 2017-01-08 19:16
  • ezee
  • URL
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[C2963]

花マロさん、こんにちはー。
シャネルズが改名したのは、ファッション・ブランド「Channel」からクレームがついたせい、と言われております。
ChannelsをShannelsに変えてもダメだったとか。
ちなみにRats & Starは、英字回文になってます。

この手の音は、懐かしくて逆に新鮮ですねー。
  • 2017-01-07 13:28
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2961]

シャネルズってちょっと危険な兄さんたちって感じだったよね。
そこも魅力でした。

ラッツ&スターになった理由はなんでしたっけ。
どちらにしても曲のノリが良くていつも飽きさせないものがあったよね。懐かしい♡
  • 2017-01-07 09:06
  • 花マロ
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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