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♪MODERN CLASSICS

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Modern Classics / Paul Weller

Out of the Sinking
Peacock Suit
Sunflower
The Weaver
Wild Wood
Above the Clouds
Uh Huh Oh Yeh
Brushed
The Changingman
Friday Street
You Do Something to Me
Brand New Start
Hung Up
Mermaids
Broken Stones
Into Tomorrow

男から見てもかっこいい男、というのがたまにいる。
態度や佇まいに共感できる、好感が持てる、憧れる、といった意味でのかっこよさではなくって、単純にかっこいいとしか言えないようなかっこよさ。渋い、とか、男っぽいとか別の言葉で置き換え可能なかっこよさではなくって、純粋にかっこいいとしか言えないようなかっこよさ。
例えばポール・ウェラーとか。
若い頃にルックスがそこそこいい男は経年劣化が激しいことが時々あるけれど、今年で58になるウェラーはまったく劣化していないのがすごいですよね。髪はすっかりシルバー・グレイで皺も増えたけれど、佇まいのシャープさはまるで変わっていない。

ポール・ウェラーのかっこよさっていうのは、ひとことで言えば、頑固さとスマートさの絶妙のバランスだと思う。
熱血で一本気、やるとなったらとことんやる、とことん貫く。
その一方で、変わるべきこと変えるべきことはさらっと変えちゃう。
そのしなやかさがね、かっこいいんだな。

そういやこのアルバムにもこんな曲がある。

 I'm the changingman, built on shifting sands
 I'm the changingman, waiting for the bang
 As I light a bitter fuse

 俺は変わり続ける男
 さすらう砂でできている
 俺は変わり続ける男
 爆発を待ち望み、しけった導火線に火をつける
      (The Changing Man)

変わり続けることを受け入れるしなやかさと、変わり続けることを変えない軸のぶれないスタンス。
そのことが信頼を作る。その信頼がまたぶれないスタンスをより確かなものにする。そういうプラスのサイクルをまずは信じて、やりきることが大事なのか、と。

僕もあと数ヶ月でいよいよ50になる。劣化したくないよね。
まぁルックス的には劣化するほど元がいいわけじゃないから幸いだし、年食ってから味わいが出るタイプだと自分では思ってはいるんだけど(笑)。
成熟はしなくても構わないし、まぁ今さら立派な人になろうとも思わないんだけど、ここから先、どんどん劣化していくのは嫌だな。
そのためにも、変わり続けるしなやかさを、変わり続けることを変えない頑固さを、持ち続けていたいですね。
ポール・ウェラーのようにはなれないとしても、せめて自分なりには。




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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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