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♪MY PEOPLE

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My Poeple / Joe Zawinul

Introduction to a Mighty Theme
Waraya

Bimoya
You Want Some Tea, Grandpa?
Slivovitz Trail
Ochy-Bala/Pazyryk
Orient Express
Erdäpfee Blues (Potato Blues)
Mi Gente
In an Island Way
Many Churches

毎日暑いねぇ。
とりあえず束の間のお盆休み。
ちょっとのんびりしたい。
なんか疲れてるんですよね、心のセンサーが鈍っているというか。
ま、50も近づくとさすがに体力も落ちるのですね、もうちょっと若い頃より電池切れるのが早くなった気がするな。

そんなわけでの休日、だらだらとオリンピックを見て過ごしている。
あんまりスポーツには詳しくないし、柔道だ卓球だラグビーだ体操だっていったってルールもろくにわからないんだけど、でもオリンピックってなんか楽しいね。
いろーんな国のひとがいて、それぞれにそれぞれの国のひとらしい顔つきと佇まいで。
日本が勝った負けた、メダルとった、とられたっていうのはけっこうどうでもよくって、それよりもいろんな国のひとが出てくるのがおもしろい。
世界にはいろんな国があって、いろんな文化があって、いろんなひとがいる。そういうことを目の当たりにするだけでも楽しい。
ガボンってどこだったっけ、って地図悵めくったり、ジョージアって元々ソビエトの国だけどキリスト教の国っぽい国旗なんだなぁと気づいてカフカスの歴史に興味が湧いたり、インドの国歌がフツーにクラシックっぽい旋律で、そう考えると日本の“君が代”ってすごく異質だなぁなんて思ったり、そーゆーのも楽しい。

蔵出しCDというほど大好きでもないし、いまひとつよくわからないといえばよくわからないんだけど、どこか気になる、なぜか好き、という一枚が、ジョー・ザヴィヌルさんのこれ。
マイルス・デイヴィスのバンドで『In A Silent way』や『Bitches Brew』に参加し、その後ウェイン・ショーターらとウェザー・リポートを結成するという経歴だけで気おされそうになるけれど、この人独特のどこかゆるくて余裕のある音はなんとなく気分が落ち着くんですよね。
ふわふわと不思議な浮遊感のあるシンセ、無国籍なリズム、ワールド・ワイドなミクスチャー感。その中にある、人間愛的なメッセージ。
そういうところがなんとなくオリンピック的な(笑)。
マリのサリフ・ケイタがその凄い喉を聴かせていたり、カメルーンのリチャード・ボナが参加してたりというようなこともあるんだけれど、やっぱりザヴィヌルさんのシンセの、妙にファンキーでポップな存在感がなんともいいのですね。
ファンキーと言ってもどろっどろのブラック・ミュージックのファンキーさとはちょっと違う。ポップと言っても、いわゆるポップ・ミュージックのそれではない。
もっと民族音楽的と言うか、村のお祭り的というか、1000年の昔からある音楽が時空を超えてやってきたような、そんな摩訶不思議な魅力ですね。
サリフ・ケイタの宗教的な圧が高い存在感はもちろんすごいんだけど、アルメニアのArto TuncboyaciyanによるYou Want Some Tea, Grandpa?とかSlivovitz Trailやスラブ系民謡?のOchy-Bala/Pazyrykなどなど、東欧~中近東~コーカサス的なエキゾチックなメロディーも不思議な気持ちよさ、かと思えばアフロ~サンバ的なMi Genteがあったり、カリブっぽいIn an Island Wayがあったり。
アジアもアフリカもヨーロッパもごちゃ混ぜ、というよりは、アジアもアフリカもヨーロッパも未分化だった頃の音楽、みたいな、そんな気もしたりします。寄せ集めてきて混ぜたというよりは、それぞれの根っこにあるものをずるっと引っ張り出してみたら結局一緒だね、みたいな。
そういうところもけっこうオリンピック的かと。

まぁ、夏休みにゆるゆるで聴くのにはこれくらい熱くないのがちょうどいい。
とりあえず、充電。


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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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