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♪夏の午後のハナウタ

暑い。
京都は今日、最高気温35.4℃。三日連続の猛暑日だったそうだ。
じっとしているだけで吹き出てくる玉のような汗を冷えたタオルで拭いながら、こんな夏らしい夏も悪くはない、と呟いてみるのはやせ我慢だろうか?

暑い夏には暑い夏なりの風情がある。
キンと冷やしたビールもいいけれど、ビールはどちらかというと働いたあとの一杯。
今日みたいにルーズな休日は、焼酎がいい。いただきものの麦焼酎をロックできゅっと。
土用の丑用に生協で買っておいたきざみうなぎを一足早く、酢でもんだキュウリと和えて。
それから、すっきりした三杯酢の糸もずくに、よーく冷やしたトマトのスライス。
あぁ、こりゃいいや。
夏だねぇ。
どこからともなく風鈴が鳴っている、、、ようなイメージで。
縁側で浴衣で夕涼み、、、のイメージで。
そんな風情を想像するだけで、3℃は気温が下がる気がする。


明るいうちから心地よく酔っぱらいながら、ふと口をついて出てきたのは、ハニードリッパーズの“The Sea of Love ”。♪ドゥーユーリメンバーウェンウィメッ~ってロバート・プラントがプレスリー張りのうっとりさせる声で歌うあの歌。

このロバート・プラント、ほんと艶っぽくていいなぁ。
原曲はフィル・フィリップス&ジ・オールナイターズというR&Bグループの59年のヒット曲だそうだが、原曲の1000倍はセクシーだと思う。
高校生の頃のような恋のドキドキを思い起させてくれるような艶っぽさ。
浴衣姿の女の子とデートでもしたくなるような。
ぎゅっと抱きしめたくなるような。
ロマンチックなギターソロが終わるまで唇を重ねあいたい、みたいな。
そんな甘酸っぱい気持ちを思い起こさせてくれる。

Honeydrippers 1
Volume 1 / The Honeydrippers


ロバート・プラントとジミー・ペイジ、それにジェフ・ベックやナイル・ロジャースが、ハニードリッパーズというバンドの名義で出した1984年の作品。ツェッペリンを解散してから初めてプラントとペイジが共演したことで話題にもなったし、ツェッペリンへの幻想を求める人たちからは「ただのオールディーズ集じゃないか!」と悪評を買ったこのアルバム、僕はツェッペリンへの思い入れがない分、単純に大好きだったなぁ。
ノリがあって、かっこよくって、とても大人っぽく思ったものだった。
レイ・チャールズの“I Got a Woman”やロイ・ブラウンの“Rockin’ at Midnight”もノリノリだし、ベン・E・キング“Young Boy Blues”もめっちゃせつなくていい。R&Bのみならず50年代のオールディーズっぽいものが自分でも意外と思えるほど好きなのは、このアルバムの影響、結構大きいのかも。
そして、『Volume 1』と銘打たれていながらいっこうに出る気配のない『Volume 2』を、もう25年以上もひたすら待ち続けているのです。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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