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♪GREATEST HITS

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Greatest Hits / Marvin Gaye & Tammi Terrell

Your Precious Love
Ain't No Mountain High Enough
You're All I Need To Get By
Ain't Nothing Like The Real Thing
Good Lovin' Ain't Easy To Come By
If This World Were Mine
The Onion Song
If I Could Build My Whole World Around You
Keep On Lovin' Me Honey
What You Gave Me
You Ain't Livin' Till You're Lovin'
Hold Me Oh My Darling

マーヴィン・ゲイとタミー・テレルはデュエットでアルバムを3作リリースしていて、これはその3枚からのベスト・セレクションです。マーヴィン・ゲイのことはちょっと前にも書いたんだけど、これは作者のアシュフォード&シンプソン枠、っていうことで。
アシュフォード&シンプソンは、ニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンという夫婦のソングライター・チームで、このベストアルバム収録の12曲のうち、マーヴィンの自作のIf This World Were Mineとジョニー・ブリストルが関わったIf I Could Build My Whole World Around You、ハーヴィー・フクアのHold Me Oh My Darlingを除く9曲がアシュフォード&シンプソンの作品。マーヴィン&タミーのアルバムとしてのみならずアシュフォード&シンプソン作品集の趣きがあるのがこのアルバムなのです。
アシュフォード&シンプソンの有名な曲としては他にはダイアナ・ロスのReach Out And Touchとか、チャカ・カーンのI'm Every Womanなんかがあるわけですが、とりわけ60年代にマーヴィン・ゲイとタミー・テレルに提供した数々の名曲は群を抜いて素敵なのですよ。訳すのが照れるくらいのベッタベタのラブ・ソングが目白押しです。

I've got your picture hanging on my wall
But it can't seem to come to me
When I call your name
I realized it's just a picture in a frame
I read your letters when you're not here
But they don't move me and they don't groove me
Like when I hear your sweet voice
Whispering in my ear, don't you know
Ain't nothing like the real thing, baby
Ain't nothing like the real thing

 壁に貼ったあなたの写真
 でも、そんなんじゃ気持ちよくはなれないの
 あなたが私の名前を呼んでくれるとき
 あなたがフレームから飛び出してくるの
 あなたがいないときは手紙を読むわ
 でもそれは私を揺り動かしもグルーヴさせてもくれない
 あなたの甘い囁きを耳元で聞くときのようには
 実物のあなたじゃなきゃダメなのよ
      (Ain't Nothig Like a Real Thing)

Ooh, every day there's something new
Honey, to keep me lovin' you
And with every passin' minute
Ah baby, so much joy wrapped up in it
Oh, Heaven must have sent you from above
Oh, Heaven must have sent your precious love, oh

 毎日がどこか新鮮な気持ち
 あなたを愛し続けていると
 過ぎていく一秒一秒が
 私を喜びで包んでくれる
 天国があなたを連れてきてくれたのね
 天国があなたの貴重な愛を贈ってくれたのね
      (Your Precious Love)

If you need me, call me
No matter where you are
No matter how far
Just call my name
I'll be there in a hurry
You don't have to worry

 もし私が必要なら呼んでね
 あなたがどこにいようと、どんなに遠くても
 すぐに大急ぎで駆けつけるわ
 何にも心配はいらないわ
 越えられない山なんてないの
 渡れない谷なんてないのよ
      (Ain't No Mountain High Enough)

どの曲も、底抜けの青空のように晴れやかで清々しく、どこまでも昇っていけそうな解放感に満ちている。どこまでも世界を信じられそうな肯定感に満ちている。咲き誇る桜のように堂々と愛されている自信に満ちて、そして、ほんの少しせつない。
穏やかな春の日に、雨を持ちこたえた桜を見ながらこういう音楽を聴いていると、世の中のすべてを肯定できそうな気持ちになってくる。
いつもいつもそういうわけにはいかないだろうけど、そういう時間や気持ちをどれだけ持てたかは、一生のシアワセ度を大きく引き上げてくれるような気がします。
とりあえず、今はこんな気持ちのままで。


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Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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