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♪Christmas Time In Blue

クリスマス・イヴにどこで誰と過ごすのかは、ある時期とても大きな問題だった。
親や兄弟と一緒にいるのが嫌で、行く宛もないのに冷たい風の中を自転車こいでうろうろしていたこともあった。
アルバイトで居酒屋で夜中まで働いていた夜もあったし、彼女のいない男連中と汚い下宿で鍋してた夜もあった。つきあいはじめたばかりの彼女とふたりで過ごしていたら、そのことを知らない友だちが遊びにきて気まずい思いをした夜もあった。奮発してレストランでディナーをとったらなんだかその取り澄ました雰囲気があまりにも居心地が悪くて辟易したこともあった。
クリスマス・ケーキの配達に追われっぱなしのパン屋時代。クリスマスということすら思い出さないくらい仕事にまみれていた時期もあった。ボランティアで被災地で迎えたクリスマスもあったな。

今はもう、クリスマスをどこで誰と過ごすのかなんてことは気にならないけど、めずらしくのんびりした休日のクリスマス・イヴ。
ちょっといろんなことを思い出しながら、この歌を聴いていた。

佐野元春“Christmas Time In Blue”。

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No Damage Ⅱ / 佐野元春


愛してる人も愛されてる人も
泣いてる人も笑っている君も
平和な街も闘ってる街も
Mary Mary Christmas
Tonight's gonna be alright

大切な人も離れてゆく人も
よく働く人も働かない人も
うまくやれる人もしくじってる人も
Mary Mary Christmas
Tonight's gonna be alright

お金のない人もありあまってる人も
古い人達も新しい人達も
教えてる人も教えられてる人も
Mary Mary Christmas
Tonight's gonna be alright



ずいぶん風が冷たくて、雪になりそうなクリスマス・イヴ。
たくさんの人が、小さな幸せを少しでも感じられる夜であるといいな。


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コメント

[C2948]

mono-monoさん、こんにちは。
ほんと、めんどくさい時代でした。ただでさえめんどくさい年頃だったのに(笑)。

  • 2016-12-27 08:09
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2947]

「クリスマス・イヴにどこで誰と過ごすのかは、ある時期とても大きな問題だった」
いやあ、面倒くさい時代でした(笑)。
当時のクリスマスに良い思い出は一つもありません。

私も「Christmas Time In Blue」大好きです。
毎年12月になるとこの曲の12インチ盤を引っ張り出してききます。
今年もへヴィローテーションでしたが、クリスマス終わっちゃいましたね。
また来年です。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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