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♪THE ALLNIGHTER

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The Allnighter / Glenn Frey

The Allnighter
Sexy Girl
I Got Love
Somebody Else
Lover's Moon
Smuggler's Blues
Let's Go Home
Better in the U.S.A
Living in the Darkness
New Love

グレン・フライさんの1984年のソロ・アルバム。
このアルバムは僕の中では夏の必須アルバムのひとつなのです。

グレン・フライさんは言わずと知れたイーグルスの、ドン・ヘンリーと並ぶ二枚看板。
1980年に解散したあとはメンバーはそれぞれソロとして独立する。彼らそれぞれのソロでのサウンドは、それぞれの嗜好と志向の違いを浮き彫りにしていて興味深い。
このアルバムのオープニング、“The Allnighter”は驟雨と雷鳴のS.Eから始まるのだけれど、電気的に増幅されたビートと疾走感は初めて聴いたときはちょっと驚いた記憶がある。「えっ、これがグレン・フライ? 」って。イーグルスでのグレン・フライのイメージとはずいぶん違ったストリート感っていうか。
グレン・フライといえば“Take It Easy”や“Peaceful Easy Feeling”、“Tequila Sunrise”、それから“New Kid In Town”といったさわやか系のイメージがあって、イーグルスのある種のソフトでリゾートっぽい部分を担っていると思っていたのだけれど、実はもっとソウルフルな人だったんだな。そういや“Heartache Tonight”なんて今思えばずいぶんソウルフルだったっけ。
“Somebody Else”のずしっと重いリズムとファルセットや“Living In The Darkness”のエレクトリックなビートなんてかなりファンク度が濃いし、“Smuggler's Blues”にあるブルージーな感覚や“Better In The U.S.A”でのゴキゲンなロックンロールなど、あぁ、元々はこういうセンスの人だったんだなー、って。
意外にも都会的でクールでタフ。
もちろん、従来のグレン・フライ的なゆるめのAORっぽい曲もあって、これがまたとてもいい味わいで。
ヒット・シングル“Sexy Girl”や“I Got Love”、それからとてもロマンチックな“Lover's Moon”なんて大好きだなー。

暑い真夏の都会の夜を渡っていくためのタフさとクールネス、そしてひとときのロマンチック。
思いの外涼しい風の吹いている今夜みたいな夏の夜に、ちょっと雲がかかったきれいなお月さまを眺めながら一杯やるにはちょうどいい心地よさ。

ご本人は惜しくも亡くなってしまわれたけれど、音楽はずっと生きていて、今もこうして心地よい気分にさせてくれる。
それってとっても善いことだよね。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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