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♪やけくそハイテンション!

毎日いろいろあります。
まぁ、いいや。
やいやい言われたところで命まで奪われるわけじゃない。
周りのこと気にしだしたら、キュークツで仕方ない。
こうなりゃもうやけくそハイテンションで行けるとこまで行くしかない。
何にしたって、やれることはやるし、できないことまではできないってことだ。

マイナスをいくら足し算してもマイナスは膨れ上がるばかり、
でもマイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになる。
莫大なマイナス・エネルギーを一気にプラスに転化させるマジック。
+を×にするのは、簡単なようで難しいようで、実はとっても簡単なことのはずなのに。

     


この5枚はいずれも、学校を卒業して最初の会社に就職した頃よく聴いていたものばかり。
楽しかった学生生活から一変して、毎日虫のように働く毎日。学生時代からつきあっていた彼女とも別れることになって、上司は理解なく、先輩も同僚も馬鹿で、なんとか自分を見失わないように虚勢ばっかり張っていた。そのうち理解が無いのも馬鹿なのも実は自分自身だったということに気づかされでもそれを認めたくなくてもっと虚勢を張って、気がついたら独りぼっちになっていた、だったら飛び出してやるさと背中を向けた、そんな20代前半。性懲りもなく同じことをしてるような気も無きにしも非ずの今日この頃。

あの頃聴きまくっていた「やけくそハイテンション」なこんな音楽たち。
狂気とぎりぎり隣りあわせの能天気。
ネガティヴであれポジティヴであれ、そのエネルギーの塊こそが、マイナスを一気にプラスに転化させるためのマジックのタネだった。

泉谷 ケース・バイ・ケース    ぷりぷり    マラッカ  (紙ジャケット仕様)

ニセ予言者ども(紙ジャケット仕様)    大江慎也


ケース・バイ・ケース/泉谷しげる

この時期のLOSERと組んだ泉谷は無敵。まさに怖いもの知らずで吠えまくっている。
うねる吉田建、暴れるポンタ、凶暴な下山淳、そしてチャボ…最強のバンドをバックに吠えまくる泉谷。
この編集盤で聴けるバンド・ヴァージョンの“野性のバラッド”、最高。
「Oh,なんてお前に伝えよう ひとりの鏡の中で 誰かを傷つけてきた日々の そのときの顔つきで吠える」

ぷりぷり/ローザ・ルクセンブルグ
「帰りたいがや」「それはダメですゥ」「腹が減ったマル」「それもダメですゥ」「おめえ、オニとちゃうけ?」
…絶句。

マラッカ/PANTA&HAL
石井聡互監督の『狂い咲きサンダーロード』っていう映画が大好きだった。
自由を求めてはみだしまくって最後はバイクでぶっとんでいっちゃう男の物語。
中でも組織に狙われてカタワにされた主人公が怒り狂って病院の窓ガラスをバンバン割って暴れまわるシーンは強烈で、その間中延々と流れていたのがPANTA&HALの“つれなのふりや”。
「風をおこしてYeah,Yeah 海を逆立てYeah,Yeah 波をかきわけYeah,Yeah さぁ、でかけるか Sailin'!」

ニセ予言者ども/JAGATARA
学生時代、近所の芸術系大学の学祭で初めて観て、そのテンションの高さ、ぶっとんだエネルギーの炸裂ぶりに圧倒されてしまったJAGATARAやローザ(そういや、もう江戸アケミもどんともこの世にはいないのか…)。当時もスゲエ、とは思ったけれど、今改めて聴いて、ハタとさせられる。
「ああしろこうしろそうしろと/あいつら今日もがなりたてる/WAKE UP,起きろよBaby、一緒に楽しもうぜ/口笛を鳴らせ/お前の考え方ひとつでどうにでもなるさ/とんだところで道草しちまったゼ」

ALIVE/大江慎也
精神を病んでルースターズを脱退した大江慎也の、ソロ復帰後のライヴ。
虚無や混乱を抱え込みつつ、妙に明るい。やけっぱちなくらい。
“I'm just a walkin' on down the road/Sometimes it's hot and then it's cold/But come what may/I'm just walkin' that road”
晴れだろうが雨だろうが、この道を行くしかないのだ、という言葉が、悲壮感なくうさんくさくもなくやけっぱちに投げやりに放り出されるように歌われる。
それは決意なのか?それともアキラメなのか?うん、どっちでもないし、どっちでもあるんだろう。



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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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