ALIVE/大江慎也 精神を病んでルースターズを脱退した大江慎也の、ソロ復帰後のライヴ。 虚無や混乱を抱え込みつつ、妙に明るい。やけっぱちなくらい。 “I'm just a walkin' on down the road/Sometimes it's hot and then it's cold/But come what may/I'm just walkin' that road” 晴れだろうが雨だろうが、この道を行くしかないのだ、という言葉が、悲壮感なくうさんくさくもなくやけっぱちに投げやりに放り出されるように歌われる。 それは決意なのか?それともアキラメなのか?うん、どっちでもないし、どっちでもあるんだろう。
Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。 “日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。 自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。
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