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♪ザ・ドラマー(1)

キースの新譜を聴いていて改めて実にかっこいいなぁー、と思うスティーヴ・ジョーダンさんのドラムス。
どっすんばったんとシンプルだけど太っとい音でサウンドのど真ん中にどっしりといるこの安定感。ドラム聞いているだけで気持ちいいんですわー。

「ドラマー・ランキング」なんてワードで検索すると・・・うーん、案の定というか、上位に来るのはバカテクの人達なんですね。
当然とはいえジョン・ボーナム、キース・ムーン。もちろんこの人達はすごいですよ。レジェンドですもんね。やっぱり人気が高いのは音がデカくて手数が多いタイプなのねぇ。クリームのジンジャー・ベイカー、ジミ・ヘンドリックス・エクスピリエンスのミッチ・ミッチェル、ラッシュのニール・パートやクリムゾン~イエスのビル・ブルフォード、EL&Pのカール・パーマー、テリー・ボジオにスチュワート・コープランド、ハード系ではコージー・パウエルにカーマイン・アピスにサイモン・フィリップス・・・。
そういう人達に比べると、スティーヴ・ジョーダンというドラマーはいわゆるバカテク・プレイヤーではないです。手数も多いほうではなくシンプル。ただ、音に存在感があって、いかにも音の屋台骨を背負っている!って感じが気持ちいいのですよ。

僕はミュージシャンではないので、正直技術的なことはよく分からない。
っていうか、本当のところ、そんなものどーでもいいと思っている。
表現を成立させる上で技術は必要だ。必要というか、重要だと思う。
けど、上手けりゃいいってもんじゃない、手数が多けれりゃいいってもんじゃない。
音楽の中心はあくまで音楽そのもの、個々の技術よりもそれぞれのプレイヤーのアンサンブルの総体が大事なのであり、音楽を通じて伝わる意識や心象、その音楽を聴くことによってもたらされる感情こそが音楽を聴く価値なのであって、演奏者の技術というものはそれを実行するための手段でしかないわけです。
理屈っぽいな(笑)。
そんなわけで、たまーにいる技術最優先のミュージシャンや、それを有り難がるテクニック至上主義の音楽ファンはどーも苦手。そういう理由もあって音楽ブログを10年近くやっていながら「好きなプレイヤー」の記事って実は書いたことなかったのですが、もし好きなドラマー・ランキングなんてものを書くとするなら、No.1はスティーヴ・ジョーダンで決まりだな、と。

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Aretha / Areta Franklin
キースとスティーヴが出会ったのは、このアルバムのセッションだったらしい。

Hail !Hail! Rock'n'Roll / Chuck Berry
スティーヴ・ジョーダンというドラマーの名前を最初に意識したのはコレでした。

Briefcase Full of Blues / The Blues Brothers
で、実はブルース・ブラザーズ・バンドで叩いていた人だったと知って納得。
この人のシンプルでありながら存在感のある叩き方は、アル・ジャクソンJr直系なんですね。

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Soulbook / Rod Stewart
これなんかもまさに十八番。すごく気持ちのいい音しています。

Try / John Mayer Trio
このレコードは、歌よりもドラムとリズムだけを聴くために聴いています。
ベースのピノ・パラディーノもキースのアルバムで一曲参加あり。





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[C2700]

akakadさん、こんばんは。
サイモン・カークはいいですね。フリーは4人ともが最強プレーヤーですね。
手数じゃなく、一音一音に魂込めてる感じがします。
クリス・スレイドはよく知らないのですが、The Firm聴きなおしてみます。
  • 2015-11-12 00:00
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2699] akakad

私はManfred Mann's Earth Band,The Firm,AC/DC,Asiaのクリス・スレイドですね
あとはThe Vinesのラクラン・ウェストです
二人ともパワーがあるんですけど乾いた軽めの音作りをしてて聞きやすいです
Free,Bad Companyのサイモン・カークもいいです

カール・パーマーは音作り上手いんですけどリズム感がかなりアレです

[C2660]

ひるのまりさん、こんばんは。
スティーヴ・ジョーダンさん、ドラマー人気投票ではあんまり上位にいなくて残念なんですが、ほんと気持ちのいいドラムを叩く人です。
キースが元気なのもこの人あってこそのような気がします。
  • 2015-09-23 22:13
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2658]

有名どころしか知らなかったけど スティーブ・ジョーダンは 意識して聞いたことはありませんでした。
ブルース・ブラザーズのアルバムは文句なしの名盤ですよね!
名盤の影に カリスマ・ドラマーありってこと♪
  • 2015-09-23 20:36
  • ひるのまり
  • URL
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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