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♪MOTT THE HOOPLE GREATEST HITS

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Gratest Hits / Mott the Hoople

All The Way From Memphis
Honaloochie Boogie
Hymn For The Dudes
Born Late '58
All The Young Dudes
Roll Away The Stone
Ballad Of Mott (March 26, 1972, Zurich)
The Golden Age Of Rock 'N' Roll
Foxy Foxy
Saturday Gigs

ある日突然、Amazonから荷物が届いた。あれ、なんか注文したっけ、と開封するとモット・ザ・フープルのベストアルバムが。
あー、思い出した。数日前、酔っぱらってフェイセズとかJガイルズ・バンドとか急に聴きたくなってyoutubeで検索して聴いていたら、関連動画でモット・ザ・フープルが出てきてて、これがめちゃめちゃ楽しくって。Amazonで調べていたらベストアルバムが1円で売っていたのでついつい酔っぱらったままポチッとしてしまっていたのだった。ハハハ、請求書、送料込み351円。

モット・ザ・フープル。
高校生のころ小ヒットしたイアン・ハンターの“All the Good One is Taken”っていう曲が大好きで(30数年ぶりに思い出した!)、その流れで聴いた覚えはあるのだけれど、その頃はもっとハードな音か深いメッセージを持ったものが好きだったから、このスカスカのチープな音やなんだか適当でいい加減そうな感じがあまり好きにはなれなくってそのまますっかり忘れてしまっていた。
いやぁ、このルーズなノリがわからないなんて!青いな、高校生の頃の自分(笑)。

グラム・ロックの範疇で括られてしまうことが多いモット・ザ・フープルだけど、改めて聴き直してみて思うのは、なんと正統派のロックなんだ、っていうこと。ミック・ラルフスが後にバッド・カンパニーを結成したことやH字型のイアン・ハンターのド派手なギターの印象もあってギター・バンドの印象が強いけど、音の核をなしているのはむしろピアノやホーン・セクション。“All the Way from Memphis”、“Roll Away the Stone”、“The Golden Age Of Rock'n'Roll”といった鉄板級の名曲たち、いずれもリズムそのものはもっちゃりしてキレがないけれど、ブギーでローリングなピアノやホンキートンキーなブラスがスピード感やリズムのアクセントを作っている。ギターがリズムではなくオーケストレーション的に鳴っているところや、大袈裟なストリングス、下世話な女性コーラスの使い方、あるいはメンバーの王子様的ファッションも含めてなんかは下手くそなQUEEN、みたい。
ファンキーでタイトなリズムに慣れてしまった今となっては逆にそれが新鮮でいい。
ダサかっこいいとでもいうようなB級バンドならではのかっこよさがある。

所詮超A級にのしあがる奴なんてほんの一握りだ。
才能と環境と偶然のチャンスをものにした奴だけがのしあがる。
でも、いいじゃないか、B級で。かっこいいんだかかっこわるいんだかよく分からないあたりをうろちょろしながら、こんなもんじゃねーだろと思いながらも根性出しきれずにその場しのぎとその時楽しいと思ったことに溺れて堕ちていくB級ヒーローだからこそ伝えることができることだってきっとある。
タイムマシンがあるならば、高校生の頃の自分を説教してやりたい気分だ。
いや、そうでもないか、それなりにトシ食ってこのダサかっこよさがわかるようになってきたことそのものが、自分の自分らしさだということにしておこうか。

あ、ひとつだけ失敗。
このベスト盤、“Sweet Jane”が入ってないや。
ま、いいか。351円だし(笑)。




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コメント

[C2646] Re: 土曜日の誘惑

deaconblueさん、こんばんはー。
リンジー・ディ・ポールさんのことはよく知らなかったのですが、なるほどセクシー&キュートですね。
Zepよりもパープルよりもモット・ザ・フープルにやられた、ってのはええ話ですね。
  • 2015-09-02 22:00
  • goldenblue
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[C2645] 管理人のみ閲覧できます

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[C2644]

LA MOSCAさん、毎度です。
ハイ、同じベスト盤でした。けっこうスローで芝居じみた曲が多くてロックンロールは少なめですが、このあざとい感じがけっこうええやん、と。
やたらとかっこいいバンドが増えちゃって、逆にこーゆーのがいいな、と、、、天の邪鬼ですね(笑)。
  • 2015-09-01 22:33
  • goldenblue
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[C2642] 来ましたね!

同じベスト盤じゃないですか!(笑)
それにしても1円って・・・。
そうそう、このB級感がいいよねぇ。
確かにリズムはフニャッとしてるけど鍵盤が奏でるメロが良かったりしますね。するどい!
“Sweet Jane”聴きたいよね・・・。

  • 2015-09-01 22:04
  • LA MOSCA
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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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