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♪ダニー・ボーイ

A:「いや、わしんとこでも今までいろいろ頑張ってきたんよ。お前んとこの近所から、西の方までいろんなとこで頑張ったわ。まぁいろいろたいへんやったんやで。金もかかるし、なんでそんなとこでケンカすんねんゆーて家族も文句ゆーてきよる。」
N:「はぁ、それは本当にご苦労様なことで。」
A:「こっちがそんだけ命張って頑張ってんのに、お前んとこ、その間何しとってん。そら最初はゆーても負かした相手やしな、しゃーない思うとってん。せやけどな、こっちでいろいろえらいめにおーてる間にお前んとこもうけまくってるやん。そんなんこっちからしたらあほらしいで。そう思わへん?」
N:「はぁ、おっしゃることはごもっともで。」
A:「武器持ったらまた周りがうるさい、ゆーんやったらせめてもうちょとこっちのやることに協力できるようにしてもらわんとこっちとしてもね、もうやってられへんのよ。お前んとこ、近所にややこしいのおるやろ。あれ、暴れ出したとき、お前んとこだけでは何ともならんやろが。」
N:「えぇ、まぁ、ただ、いろいろとこちらとしても・・・」
A:「はぁ?!わかってるやろな、誰のおかげでここまで大きいなったんや?!お前とこなんかあのときひねりつぶすこともできたんやで。」
N:「・・・」
A:「いやいや、君には期待しとんのよ。わしらのパートナーとしてな、世界の平和に貢献できるのは君らだけやねん。自分でもそう思うやろ。わしといっしょに頑張っていこ、頼りにしとんねん。」

世界にはたくさんの悲しみがある。
その悲しみを作り出しているものは、独裁者の搾取や、無法者国家や、テロリストによる無差別攻撃なのだ、だから国際社会はともに金も人も出して世界の平和維持に貢献しなくてはならないのだ。
そんな風に言われるとそれはそうなのかもしれない、とふと思わされてしまう。
まして繁栄の土台のエネルギー資源も食料調達も海外に委ねているとあらば、世界の安全保障はそのまま自国の安全保障ではあると思う。
正しい行為のために正しく貢献する、まして自国の安全保障のためならば、そのためには時には血が流れることもやむをえない、と。
でも、本当にそうそうなのか?
彼らの言う正しさは本当に正しいのか?
一面的な価値観による正義に加担することが本当に世界平和への貢献なのだろうか、この国ならではの貢献や安全保障の方法というのが実はあるのではないのか、そんな気持ちが拭えない。

会談後、Aの独白
「ほんまあいつら、とろい。でも金は持っとるからな。戦争、そらこれからもばんばんするでー。あったりまえやん。戦争なくなったら兵器がっぽがっぽ売られへんがな。わけわからん奴らひねりつぶして、わしらがイニシアチブとらんと、RやらCやらが大きい顔し出したら困るがな。わしらがな、困んねん。」

会談後、Nの独白
「Aさんのおかげでここまで大きいしてもろたんは確かなんやけどな、ええ加減いつまでも大きい顔されてもな、こっちはもう一人前やねん。そのことちゃんとAさんにわかってもらおう思たら、そらやっぱり自前で持つもん持っとかんとあかんわな。ちゃんと持つもん持ってへんからなめられとんのよね、僕ら。CもKも昔のことずーっとぐだぐだうるさいねん。はよ持つもん持って黙らせたいわぁ~。」

Iのつぶやき
「NはもともとAにこてんぱんにやられてこっちの味方や思てたのに、なんや結局Aの手下かよ。それやったらもう遠慮せんでもかまへん。いてもうたれ。」

CからAへの電話
C:「あんた、Nになにさせようとしとるん?」
A:「そらいろいろと手伝うてもらおう思うて。」
C:「私といっしょにやる気はないの?」
A:「そら、そんときはそんときやで。お前とわしらが組んだら怖いもんなしや、けどそうするまでにはいろいろと準備がな。」
C:「あんたも悪いお方やなぁ((笑)」
A:「お前の方こそ(笑)」

国家の思惑なんてそんなもの。
振り回され、ひどいめにあうのは国民なのだ。


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The Best of Harry Belafonte / Harry Belafonte

Oh Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen and down the mountainside
The summer's gone and all the roses falling
'Tis you, 'tis you must go and I must bide.

But come ye back when summer's in the meadow
Or when the valley's hushed and white with snow
'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
Oh Danny boy, Oh Danny boy, I love you so.

 ああ、ダニー バグパイプの音が呼んでいる
 谷から谷へ 山を駆け巡り
 夏は過ぎ去り バラも枯れ落ちてしまった
 あなたは行ってしまう
 そしてわたしは待つ

 きっと、必ず戻ってきて 
 夏の草原の中へ、それとも谷が雪で白く染まる頃でもいい
 日の光の中、日陰の中、わたしはずっとここにいます
 ああ、ダニー、あなたを愛しているから

ハリー・ベラフォンテの歌唱で有名な「ダニー・ボーイ」は、息子を戦地へ送り出した母親の歌であるといわれている。
国家が語る戦争の勇ましさの裏側には、必ずこんな悲しい光景がある。

消費税にかこつけて選挙を行い、今頃になって「いや、だってあのときこのことも公約に入れてたじゃん。みんなOKって言ったんでしょ?」というやり方はあまりにもひどい。
こんなやり方で丁寧に民意を拾い上げずに自分たちの考えをゴリ押しする政権が、本当の有事の時に国民の側に立った判断をしてくれるとは到底思えないのです。
戦争をするための法改正ではないと政権は言う。そりゃそう言うだろう。実は戦争をしたいんです、とは政治家は絶対言わない。戦争をするための法案ではないとの考えは現瞬間はきっとその通りなんだろう、とは思う。
でも、一度考え方を変えたらあとはもう野放しに、戦争をする国に転がり堕ちてしまうのではないか、やむにやまれぬ事情からどんどんまきこまれていってしまうのではないか、そのことがとても心配なのだ。
そのとき、前の戦争でこの国が誓ったことは、前の戦争でとても辛い思いをして「二度と戦争ををしない」と誓った思いは、いったいどこへ行ってしまうのだろうか、と。





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コメント

[C2562]

Bach Bachさん、こんにちは。
まったくね、選挙だけではどうにもならない無力感はありますね。
あの政権のやり方はどうにもいやらしい、なめられてる気がするのですが、多くの人は結局コロッとのっかっちゃうし、野党は頼りないし、反対勢力は左寄りすぎてやり方が古くさい。

ハリー・ベラフォンテさん、ほんと素晴らしい歌手です。民衆の心を歌える人ですね。
若い頃はロック的なものとは無関係の懐メロのおっさんだと思っていたのですが。

[C2561]

ダニーボーイ、素晴らしい歌ですよね。私は初めてこの詞を読んだ時に落涙してしまいました。

それにしても、現政権に対する危機感は私も危惧しています。しかし、国会では多数派のため強行採決に踏み込まれたらどうにもなりません。選挙にも毎度キチンといって、正しいと思えるアジェンダを掲げている所に投票しているのですが、それ以上の事が出来ず。市民として何かしたいのですが何をしていいのか分からず、困っています。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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