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♪BLAST FROM YOUR PAST

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Blast from Your Past / Ringo Starr

You're Sixteen (You're Beautiful And You're Mine)
No No Song/Skokiaan
It Don't Come Easy
Photograph
Back Off Boogaloo
Only You (And You Alone)
Beaucoups Of Blues
Oh My My
Early 1970
I'm The Greatest

ポール・マッカートニー来日の余韻を残すゴールデンウィークに、あまのじゃくな僕がお休み気分でご機嫌で聴いているのはリンゴ・スター。
70才を過ぎても立て続けにアルバムを制作する精力的な活動で、つい最近も「Postcards from Paradise」なんていう意味深なタイトルのアルバムを出したばかりだけどこれは未聴、というか、リンゴさんのレコードで持っているのはこのベスト盤だけなのですが、実際、4人の元ビートルズたちのソロ・アルバムでは一番聴く機会が多いのはこのアルバムかもしれない。
脱力系で飄々とした理屈抜きで楽しめるポップス。
のんびりゆるゆるの気分になるにはちょうどいい。

ポール・マッカートニーがノーテンキなマウス・ハープで参加するジョニー・バーネットのカバー"You're Sixteen"、ジョージ・ハリソンとの共作"Photograph"という2曲の全米ナンバーワンのヒット曲を中心に、同じくジョージ・ハリソン・プロデュースの"It Don't Come Easy"や"Back off Boogaloo"(ハリソンのスライド・ギターがカッコいい!)、いかにもジョン・レノンっぽい"I'm The Gratest"(ジョン曰く「僕が歌うとしゃれにならないから、リンゴに歌ってもらうことにした」のだそう。)、元々はジョンのアイデアで、ジョンもギターで参加している"Only You"などなど、それぞれの楽曲で元ビートルたちのサポートも受けながら、でもその楽曲たちを魅力的にしているのはやっぱりリンゴさんのキャラクターあってのことだと思う。
"Octpus's Garden"を彷彿とさせるような脱力系の"No-No Song"や、コミカルな"Oh,My My"、趣味的に作ったカントリー・アルバムからの"Beaucoups Of Blues"のほっこりした感じもリンゴっぽくていい。
ほのぼのでゆるゆる、で、ほんのちょっと醸し出されるそこはかとない哀愁感。
ゴールデンウィークののんびり気分にもぴったり。

「人気投票では3人に敵わないけど、『2番目に好きなメンバー』を選ぶ投票なら、きっと1番になれる」
リンゴさんにまつわるエピソードで大好きなのはこの話。
眉間しシワ寄せて小難しく理屈を語るより、納得いかないとぶちギレて声を荒らげるよりも、いつも穏やかで思いやりと気遣いができて人の言うことをちゃんと聞いて受け止めるということが実は最も強いのかもしれない、と思うようになってからは尚更、リンゴさんを聴く機会が多くなったように思う。
1番である必要なんてもはやどこにもなくって、それよりもたくさんの人からの2番であれればそっちのほうが断然いいな。



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コメント

[C2544]

GAOHEIGⅡさん、こんばんは。
リンゴさんの音楽は聴き込むというよりは何となく聴き流して気持ちよいという感じですかねぇ。
ポールは作り込んでいる分聴き込んでしまうし、ジョンはやはり何か向き合わざる得ないものがあります。ジョージはまぁ、何となくどっちでもいい(失礼!)。
気を遣わないでいい気楽さがいい感じなんですよ。

  • 2015-05-05 23:27
  • goldenblue
  • URL
  • 編集

[C2543]

golden blue様 こんにちは

>実際、4人の元ビートルズたちのソロ・アルバムでは一番聴く機会が多いのはこのアルバムかもしれない。

自分もリンゴは数枚しか持っていませんが、
そこまでは聴き込んでいないかも。やっぱりポールやジョージのアルバムを聴いてしまうので。
ただベストになると、楽曲だけでなく、豪華メンツが一気に揃ってワクワク感も倍増するのかもしれませんね。初期のカントリーも入っていて幅広いですし。

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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