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Fear Of A Black Planet/Public Enemy

パレスチナとイスラエルの一時休戦は7日目に破られた。昨日のイスラエル軍による空爆ではパレスチナで178人が死亡したという。衝突が始まって以来、双方の死者はパレスチナ側が約1万5000人、イスラエル側が約1200人にのぼるのだそうだ。パレスチナ側にもイスラエル側にもそれぞれの歴史的背景があり、それぞれの主張があるわけで、宗教間の争いや国境の紛争に切迫した意識が薄い日本人が何を言っても当事者の意識とはかけ離れてし...

Mama Said/Lenny Klavitz

レニー・クラヴィッツは、1964年ニューヨーク生まれ。父親は東欧系ユダヤ人、母親はマイアミ出身のバハマ系。幼い頃から音楽好きの両親の下で音楽に親しむ生活を送り、少年時代に好きだったミュージシャンは、カーティス・メイフィールド、ジェームス・ブラウン、ジョン・レノン、レッド・ツェッペリン、ジミ・ヘンドリックス、ジャクソン5などだったそうだ。この出自と音楽嗜好を聞くだけでも、このリストにラインナップしたのは...

3Years,5Monthes,and 2Days In The Life Of···/Arrested Development

ヒップホップはあまり得意ではない。得意でない理由として、言葉に大きなウェイトがある音楽でありながら言葉がダイレクトに伝わってこないことが挙げられるだろう。もうひとつの理由は、アナログ育ちの世代なのでスクラッチ・ノイズや打ち込みのデジタルなリズムがどうにも肌に合わないこと。そんな中で現れたアレステッド・ディベロプメントの生音感の強いヒップホップには素直に拍手喝采だった。やっぱり生音だよな。言葉がわか...

Jazzmatazz Vol.1/Guru

生音が心地よいヒップホップをもう一枚。Gangstarのメンバーの一人だったGURUのソロアルバム“Jazzmatazz Vol.1”。サンプリングも多用はされているものの、基本は生バンドのリズムが心地よい。そして、親ほども歳の離れたモダン・ジャズのスター・プレイヤーも多数参加している。一番の大御所はトランペットのドナルド・バード、ピアノにロニー・リストン・スミス、ヴィブラフォンにロイ・エアーズ。それからGURUの同世代のジャズ・...

Join The Band/Take6

1990年代半ば、ラップやヒップホップが時代を席巻した揺り戻しなのか、コーラス・グループの再評価的な動きがあり、JODECIやBoyz Ⅱ Menなどのグループがヒットを連発した。そういうコーラス・グループの中で、当時気に入ってよく聴いていたのは、ゴスペル・コーラス・グループのTAKE6だった。とにかく6人のハーモニーが気持ちいい。『Join The Band』というアルバム・タイトルが示すように、ドラムやベースも入ってサウンドにもメ...

Africa To America/The Sounds Of Blackness

  約40名近くの大所帯のクワイアによる重厚で荘厳な混声コーラスが圧巻の存在感を示すサウンズ・オブ・ブラックネス。伝統的なゴスペル・クワイアを、ただ伝統を踏襲するのではなく、売れっ子プロデューサーと組んでコンテンポラリーでダンサブルなグルーヴとミックスすることで、ゴスペルをアフリカ的ルーツに立ち返った解釈でモダンに蘇らせたと言えるだろう。 アルバムのサブタイトルは「The Journey Of The Drum」と...

Peace Beyond Passion/Me'shell Ndegeocello

 ミシェル・ンデゲオチェロ。ベルリン生まれの黒人女性ベーシスト、シンガーソングライター。「ンデゲオチェロ」というアーティストネームは、スワヒリ語で「鳥のように自由」という意味を持つそうで、その名のように、R&B、ファンク、ヒップホップ、ロック、ジャズの間を自由に飛びまわるようなオリジナリティ溢れる作品を生み出す個性的なアーティスト。ベーシストとしては、チャカ・カーンやハービー・ハンコックと共演し...

Miseducations of Laulyn Hill

1990年代を代表するソウル/R&Bのレコードとして、ローリン・ヒルのこのアルバムをチョイスしないわけにはいかない。1998年グラミー賞で11部門にノミネートされ5部門を受賞したヒット・アルバムではあるけれど、作られたエンターテイメントではないザラザラした感触があって、90年代に始まったヒップホップ・ソウルの完成形のようなアルバムだ。学校の授業風景のようなイントロから、ロウファイなリズムに乗ってドスのきいたラ...

Rose Is Still A Rose/Aretha Franklin

1960年代〜90年代まで、おおよそ40年のソウル/R&Bの変遷を、まぁ年1枚ペースくらいでチョイスできればいいかな、と始めたこのシリーズもすでに59記事。ざっと振り返ってみて、おぉ、大御所アレサ・フランクリンを選んでないぜ、と、ちょっと慌てて、90年代のラストにこのアルバムを選ぶことにしました。1998年リリース、『Rose Is Still A Rose』。1曲目からローリン・ヒルがコラボしたタイトル曲“Rose Is Still A Rose”。こ...

ソウル/R&Bアルバム60's-90's まとめ

●Sam Cooke/Twistin' The Night Away(1962)●Ray Charles/Modern Sounds In Country and Western(1962) ●Otis Redding/Pain In My Heart (1964) ●The Impressions/Keep On Pushing(1964) ●The Temptations/Temptations Sings Smokey (1965) ●Don Covay & The Goodtimers/Mercy!(1965) ●James Brown & The Famous Flames/I Got You(1966) ●George Benson/George Benson Cookbook(1966) ...

I Save The World Today

■クリスマスを控えたある日のことだった。 所用でH市にある物流センターへ向かうためにバスを待っていたら、浅黒い肌の背は若者たちの三人組に呼び止められた。 「このバスは◯山2丁目に止まりますか?」 おそらくは南米系の企業研修生だろう。 バスのルートを頭の中で思い返しながら、確かあのあたりを通るよな、と思って「止まりますよ。」と返事してバスに乗った。 彼らもあとをついてバスに乗り込んだ。 10分ほど乗って「...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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