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Summer ,Hiland Falls

人は皆「今はあまりいい時代じゃない」と言うでも僕はこの時代しか知らないし僕は今こそ、瞑想すべき時なんじゃないかと思うんだそれぞれの心の中の大聖堂で愛しい人の瞳に映る哀しみでも僕にできることは同情して立ち尽くすことだけ僕たちはいつだってシチュエーションに振り回されてしまう悲しみも幸せも表裏僕らは議論したり妥協したりしつつ結局何にも変わっていないことに気付かされるんだお互いの経験によるそれぞれの結論は...

Summer Song

「夏の歌」で検索すると、チューブやサザンを始め、いかにも“遊びたい盛りのエネルギッシュな若者青春リゾートソング”がざっと数ダース分もずらずらと出てくる。若い頃からそーゆーのには縁がなかったし、そもそも興味すら持てなかったのだど、50台半ばを過ぎると益々どうでも良くなってくる。真夏の休日は、日がな一日、だらだらゴロゴロに限るのだ。冷房をきかせた部屋で、冷たいコーヒーでも飲みながら、ゆるゆるする。タバコを...

以下の設問に答えなさい

核兵器について、以下の設問に答えなさい【1】核兵器は非人道的な兵器であるとされています。では、人道的な兵器にはどのようなものがあるか、具体的に答えなさい。【2】核兵器不使用についての主張と、核兵器廃絶についての主張の違いについて100文字以内で述べなさい。【3】日本は唯一の戦争被爆国でした。次に戦争被爆国となった国はどこか答えなさい。...

ロカビリー ロックのゆりかご(29)

ロカビリーと呼ばれる音楽と、一般にロックンロールと呼ぶ音楽の区别がどこにあるのか、正直なところ僕にはよくわからない。音楽的にはほとんど変わらない。敢えて条件を挙げるとすれば、・少人数編成のバンドでリズムはシンプル。・ジャンプ・ブルースからの影響が濃いスイング感。・プレイヤーは白人。というところだろうか。最初のロカビリー・バンドとされるのは、バーネット兄弟が率いたジョニー・バーネット・トリオ。そして...

ハードバップ ロックのゆりかご(30)

この「ロックのゆりかご」シリーズを聴いている間、古い音楽の古い音源をspotifyでプレイリストを作ったり、それをシャッフルモードにしたりして聴いている。ランダムに流れてくる音楽に「あら、これ誰だっけ?」ってなったり「おーっ、これかっこいいーっ!」ってなったり。昨日ハタと手が止まって「めっちゃかっこええやんっ!」って唸ってしまったのはこの曲でした。曲名は“Asiatic Raes”。ソニー・ロリンズの演奏だった。モダ...

ソウル・ミュージック ロックのゆりかご(31)

1956年〜1957年にかけては、黒人プレイヤー側でもエルヴィスからの刺激を反映した音楽的変化が起こっていた。それが、リズム&ブルース〜ソウル・ミュージックへの発展だ。この時期、後のブラック・ミュージック史でレジェンドとされるアーティストたちが続々とデビューしたり革新的な楽曲をリリースしている。ゴスペル界のスターだったサム・クックは、ポップ・ミュージックの世界に転身し、“You send me”を始めとする、美しいメ...

That Summer Feeling

特にやるべきことがあるわけでもないときよくわからないまま恋に逃げ込むとき理由もなくともだちを信用できるときこの感じ、どう言ったらいいのかわかんないんだけどあの夏の感じみたいにある日とつぜんやってきたりするあの感じ池に落ちたときのあの冷たさばったり倒れ込んだときの芝生のにおい警官に尋問されたときのあの嫌な感じあの夏の感じみたいにある日とつぜんやってきたりするあの感じもし、ぼくが例えているようなことを...

The Boys Of Summer

誰もいない道誰もいない浜辺肌に触れる風に感じる夏は過ぎ去ってしまったと空っぽの湖空っぽの街路太陽が孤独に沈んでいくあなたの家まで車を走らせるあなたはいないと知っているのに僕には見える太陽に照らされた褐色の肌髪をとく姿サングラスあなたを愛する気持ちはまだまだもっと強くなっていく夏の少年たちが去ってしまったあとも(The Boys Of Summer)ドン・ヘンリーの1984年のヒットシングル“The Boys Of Summer”。夏の終わり...

Summer's Gone

Summer 's Gone / The Beach Boys夏といえばビーチボーイズ、という世代ではないけれど、ビーチボーイズはやはり夏に聴くのがふさわしい気がする。特に、いくつかのハーモニーが絶妙に美しい曲は、夏の終わりによく似合う。爽やかで涼しげなコーラスににじむ哀愁と一抹の寂寥感がいい。僕がビーチボーイズを初めて聴いたのは多分1985年。何年ぶりかの復活作品としてシングル“Getcha Back”とアルバム“THE BEACH BOYS”が出たのを、...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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