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エルヴィスが憧れた ロックのゆりかご(21)

「ロックゆりかご」シリーズ、ここまでは、1920年代のブラインド・レモン・ジェファーソンから始まって、デキシーランド・ジャズ、ジャグバンド、クラシック・ブルース、デルタ・ブルース〜シティ・ブルース、フォーク、ヒルビリーミュージック〜カントリー、ジャンプ・ブルース、ビ・バップ、ゴスペル、ドゥワップといろんな角度での重要アーティストをフォーカスしてきました。1920年代からのジャズとブルースをまとめあげたのが...

How Deep Is Your Love

5月。今年ももう1/3消化、っていうと早いねぇ。5月っぽい歌って何があったっけ?確か“First of May”って曲があったっけ。ビージーズだな。映画「小さな恋のメロディー」の挿入曲だったそうだ。美しい曲だけど、うーん、この曲は少し上の世代の大切な曲というイメージがあって、自分には上手く語れそうにない。ビージーズといえば、自分にとっては“First of May”や“Melody Fair”よりもこの曲かな。How Deep Is Your Love / Bee Gees...

I Can See Clearly Now

雨も止んで視界良好僕の行く手を阻むものも全部見えるし視界を遮っていた暗い雲も流れていった眩しいお日様が輝く日になりそう眩しいお日様が輝く日になりそう痛みも消えて今ならやれそうだ嫌な感じも全部どっかへ行ったずっと待ち望んでいた虹が出た眩しいお日様が輝く日になりそうほら、見渡せば青い空眼の前はずっと青い空痛みも消えて今ならやれそうだ嫌な感じも全部どっかへ行ったずっと待ち望んでいた虹が出た眩しいお日様が...

聡乃学習

聡乃学習 / 小林聡美「好きな女優は?」と訊かれたら、「小林聡美」と答える。実際のところ、そういうシチュエーションなどほぼないにせよ。高校一年生だったかに観た映画『転校生』に主演していた小林さんの、体当たりともいえるぶっ飛んだ演技ですぐにファンになってしまったのだ。男の子役のときの奔放さと、女の子役のときの不安げな演技のギャップが圧巻だった。美しさや可愛らしさを売りにするのとは少し違う、もっと人間...

My Girl

I’ve got sunshine on a cloudy dayWhen it’s cold outside, I’ve got a month of MayI guess you’d sayWhat can make me feel this way?曇が切れて光が射すようだった外は寒いけど僕はまるで5月のように爽やかな気持ちどうしてか?って君は尋ねるよね何がそんなにご機嫌なの?って僕の彼女さ彼女のこと、話してもいいかなI’ve got so much honey, the bees envy meI’ve got a sweeter song than the birds in the treesWell, I ...

5月14日六本木

♪They say everythings can be replased〜アコースティック・ギターの音色とともに静かにライヴは始まった。いつだったかも“I Shall Be Released”で始まったライヴがあったと思うけど、その時と違うのはもう一人のギタリスト・山口さんがいること。伊勢のロックバンド・めれんげのJuke氏とブギーズというバンドの山口さんによるユニット、Juke Boxersのライヴ、場所はおなじみ六本木のバー「Deuce」。2曲め、ビートルズの“Two of U...

ゴリラの森、言葉の海

ゴリラの森、言葉の海 / 山極寿一・小川洋子レコードを、いわゆる「ジャケ買い」をしたことはあるけれど、文庫本を「ジャケ買い」した記憶はほとんどない。そんな稀有な「文庫本のジャケ買い」をしてしまったのがこの本。山極寿一さんと小川洋子さんによるゴリラ研究の知見から人間の在り方に思いを巡らせた対談集。山極寿一さんは著作こそ読んだことはないけれど、霊長類の研究者として著名な方だし、小川洋子さんは好きな作家...

さよなら矢野監督

野球記事です。長いボヤキになります。日曜日まででシーズンの約1/3を消化して、火曜日からは交流戦。タイガースは47試合で17勝29敗1分、勝率.370で最下位を独走中。開幕したのにオープン戦のようなゲームを繰り返してこしらえた借金を返済できないどころか、そこから這い上がるための危機感が采配から感じられないことには呆れる他はない。5月17日火曜日スワローズ戦、1対0で迎えた9回裏、ストッパーの岩崎が同点にされて尚一死2...

Blue Sky

川沿いを歩く子守唄を歌いながら川はどこまでも流れどこまで行くのか誰も気に留めない行かないで、青い鳥よこの道を歩き続ける僕に朝の光が語りかける僕の知るべきことすべてをあなたは青い空あなたは晴れた日僕の心を高く持ち上げるあなたの愛が僕を包み込むときあなたの愛が僕を包み込むとき(Blue Sky / The Allman Brothers Band)*オールマン・ブラザーズ・バンドの“Blue Sky”。晴れ渡った青空を駆け抜けていくようなスライ...

One Fine Day

朝から暑さで目が覚めた。んん、まだ8時過ぎ、あぁ、もうちょっと寝てたいな、なんて思いながらカーテンを開けると抜けるように真っ青な空。なんとなくこんな晴れた空の日にはゴロゴロしてちゃいけないような気がして、起き上がってコーヒーを淹れる。新聞に目を通しながらトーストをかじる。日本赤軍の重信房子が刑期を終えて釈放された。引き上げられた観光船からは行方不明者は発見されなかったそうだ。いつもは休日はお昼前く...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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