13年目のひとつめの記事。13っていう数字はなんか好きだな。2でも4でも6でも割りきれるとても器用でオールマイティーな12の隣で、割りきれない素数として隣り合う11と13。11がなんとなくスターっぽいニュアンスなのに対して、13は不幸や不吉を背負った孤高な感じがしないですか?そういう陰り感がなんかいい(笑)。まぁ、それはともかく。このところ読み返していた過去ブログで、このブログのコンセプトについて書...
11月7日が立冬。名前のとおり、暦の上ではもう冬のはじまり。酷暑だった夏の記憶も遠くに去って、冬が少しずつ近づいてくる季節。気候が落ち着いてくると、なぜかジャズっぽい音が聴きたくなることが多くなる。なんとなくジャズが心地よく響く。その心地よさというのは、ビートに鼓舞されたりメロディーに癒されたり歌をかみしめたり、というのとはちょっと違って、もっと大きな流れの中に身を委ねてしまうような心地よさという...
今日は久しぶりの平日休暇。先週の日曜日もお店の応援でレジ打ちしてたから、ちょっと休まないとさすがにタフな僕でも体がもたないのだ。応援といってもまぁバイト代わりみたいなもんだけど、やってみるとなかなか楽しいのですよ、レジ打ち。コンビニなんかではかなり男性も多いものの、スーパーのレジとなるとなぜかあれは女性の仕事ってことになっているイメージがあって。そもそもは、仕事場のメンバーが女性ばっかりでレジの応...
目が覚めたらユニットバスみたいなプラスチックの狭い天井。えっ?ここはどこだ、あ、東京だ。東京行きも、もう何度めなんだろう。去年は仕事がかちあって来れなかったんで、その前の6月の六本木以来。過去記事によると、最初に訪れたのは2011年。この7年で変わったことと言えば、ちゃんと宿をとってから来京するようになったことかな(笑)。ちょっと体力の衰え感じる近頃、40代の頃はネットカフェでもじゅうぶんだったんだ...
六本木でのライヴの帰り、北海道から来たエンジェルダスターさんの要望で東京タワーを見に行った。何度も東京来てるけど、実はちゃんと近くから見たことなくって、日曜日に行ってみようかとちょうど思ってたとこだったんで合流即決。六本木からは2kmくらいあるのかなぁ、だらだらと歩いてだべって。夜中にぞろぞろ歩くってのがいいよね。金のなかった学生の頃は、河原町で飲んだあとよく下宿まで歩いて帰った。みんなお金なかった...
せっかく東京なんで、どっかぶらぶら観光してみるのもいいかなぁ、なんて思いつつ、足が向かうのは結局CD屋だったり本屋だったりする。大阪にも京都にも中古CD屋はたくさんあるし、何も東京でなくったってと思いつつ、土曜日ライヴ前に立ち寄った新宿ディスク・ユニオン。今やほしいCDなんてamazonで探せばいくらでも見つかるんだけど、基本amazonでのお買い物は禁じ手としています。ほしいものはたくさんあるのです。ちょっ...
11月21日は、小雪。今年も残りもう1ヶ月と少し。日が暮れるのがものすごく早くなったね。5時も過ぎると一気に暗くなりはじめて。なんとなくこの季節はせかされるというか、例えばウェイターがラスト・オーダーを取りに来て厨房ではフライヤーを洗いはじめる時間帯の、客もまばらになった居酒屋で呑んでいるような気分みたいな感じがしてしまう。帰り支度もめんどくさい。あぁ、コート着てくるんだったな、なんて気分になりな...
ぶらりと散歩していたら、あるお家の軒先で柿がたくさんなっていた。「きれいなオレンジ色。」と思ってから、それはなにか違うんじゃないか、と思った。柿は柿色。いつからあの色のことをオレンジ色と呼ぶようになったのか。子供の頃に持っていた色鉛筆では橙色となっていたけど、ダイダイなんてもはや現物を見るのはしめ飾りだけだ。ピンクは桜色や桃色、紅梅色、薄紅色、紫なら藤色、菫色、藍色、赤にだって朱色も緋色もあるし紅...