4月になった。なんとなく今年の3月は、ぼぉっとしたままあっという間に過ぎてしまった感じがする。寒かった真冬には、もう二度と暖かい日など来ないとさえ思えてしまうほどだったのに、まるであんなに寒い日があったなんて幻だったかのように、普通に暖かい日が続いている。二度と普通に立ったり座ったりなんてできないんじゃないかとさえ思えた腰痛も治り、痛みもなく普通に立ったり座ったりできるようになった。プロ野球が開幕...
4月5日は清明。僕のCD棚にあるアルバムの8割方は、男の人のものなんだけど、春爛漫の時期になると、女性の歌う爽やか声が聴きたくなる傾向が強くなる。穏やかでやわらかく、ふんわりとした気分がそうさせるのだろうか。なんとなく、春のウララカさが、心をゆるくしてくれる。ピュアでゴーイング・イージーな気分にしてくれる。なにしろ「清明」ってくらいだ。清く明るくだ。そんな気分にぴったりマッチする女性シンガーといえ...
「偉い人たちには、自分たちの振る舞いがどう見られているのか、ということに鈍感になってほしくはない。ゆーてることとやってることが違うんちゃう?ということに下の人たちはとても敏感だ。いくらいいこと言ってても行動が伴わないものはその程度の重みでしか部下は受け止めない。従って部下の行動は変わらない。」というようなことをわりと最近書いたんだけど、その続き。残念な上司がいてね。上司っていっても同い年なんだけど...
基本的には、人に悩み事の相談はしない。悩み事がないわけではない。大きなことから小さなことまで、生きてりゃ誰でも困ったことや何かを選択しないといけないことはいつだってあるわけで、でもほとんどの場合、どうすべきかっていう答えは自分の中にすでにあるんですよね。人生の大きな岐路、例えば高校や大学の進路、就職先も退職も、ほとんど相談せずに自分で決めた。結婚だけは相手があるもんだから相談したけどね(笑)。幸いに...
4月20日は穀雨。穀物を潤してくれる雨が降る頃、という意味の節季だ。田植えにむけて整えた田んぼを静かに潤す春の雨。うららかな春の風景に、そこに降る静かな雨を想ってみる。山も川も家も畑も、静かに濡れて優しくうつむく。その穏やかさを想ってみる。暑くもない寒くもなく湿気も少なく爽やかな今の季節にはつい、ずっといいお天気なら、と思ってしまうけど、やっぱり雨が降る日もたいせつだと思う。しとしと降る穏やかな春...
「電車の中に乗っている人が全員スマホを見ていた」なんてことがよく言われる。たいていは否定的な文脈で、新聞の投書欄なんてガキやジイサンがよくこーゆーこと書いてたりする。「近頃は」云々とか、「僕は読書をしたほうがいいと思う」みたいなトーンで。確かに、こんな現象はこの数年のことだ。でも、それは悪いことなのだろうか?通勤電車、隣りあわせた見ず知らずの人たち、その人たちのと何か心を通わせる必要がどこにあるか...
マイケル・ジャクソン?そんな甘っちょろいもん、聴いてられっかよ。そもそもちゃんとアルバムを通して聴いたこともない。なんというか、動きがやかましいんだよな、マイケル・ジャクソン。ちょこちょこチャカチャカした動きがやたら多くって。音楽もそうだ。無駄な飾りが多すぎる。効果音っぽいのとか、必然性を感じない轟音ギターが突然鳴ったり、いきなり奇声を発したり。でもね、この曲は好きだな。“Heal The World”。ベタな展...
golden(以下g):「ゴールデンウィークといえば、大掃除の季節ですねー。」blue(以下b):「そうなんか?」g:「普通、大掃除といえば年末ですが、あの時期はいろいろ忙しくて。それに寒くて動くのめんどくさいでしょ。厚着では動きにくいし、窓開けても寒いし。」b:「雑巾絞るのにわざわざお湯沸かしたりな。」g:「この時期なら休みもとれるし、冬物片付けるのと一石二鳥なわけさ。」b:「わりと一理あるな。俺は年末にするのが好きやけ...