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音楽歳時記「大雪」

めっちゃ寒い。ツーンと冷えますねぇ。そりゃぁもう12月だもの。12月7日が二十四節気の「大雪」。師走なんて言って年末は忙しいってことになってるけど、うん、まぁ確かに何かと忙しい。年末じゃなくてもいっつも忙しいんだけど(笑)。ほっこり落ち着いて、あったかいのが聴きたいな、ってことで、冬の定番レコードを引っ張り出してきた。エラ・フィッツジェラルドさんとルイ・アームストロングさんのデュエット・アルバム。1...

♪Everybody Got To Go

この世に生まれてから死ぬまで、人はいったいどれくらいの人と出会うのだろうか。或いは、僕は今までにどれくらいの人と出会ってきたのだろうか。芸能人などこちらが一方的に知っているというケースは除いて、お互いがお互いにに認知しているというレベルで考えても膨大だ。例えば小学校時代。40人学級で4クラスあって、2年に一度クラス替えがあった。全体の4分の3が入れ替わるとして、クラス替えのたびに30人新しいクラス...

♪KYOTO 1985-2017

地下鉄の階段を上がると、よく見知った光景が広がっていた。このあたりで僕は大学時代の4年間を過ごした。もう30年も前のこと。19やハタチの青二才だった。ふらふらと界隈を歩く。ショッピングモールには駐車場に並ぶ車の列。このショッピングモールは元々はでっかいバス停だったんだよな。バイトしていた居酒屋はもうなくなってしまっていたけれど、建物や佇まいはそのまんまで別の名前のお店になっていた。バイト帰りによく...

音楽歳時記「冬至」

冬至。一年中で最も昼の短い日。暗くて寒く、太陽の力が弱まっていくこの時期は、悪霊の力が強まると昔は考えられていたそうです。牧畜や農耕で暮らす民族にとって、太陽はまさに恵みの象徴で、その日照時間が日々減って暗闇に近づいてゆく冬至までの期間はとても心細く不安なものだったのだろう。だからこそ冬至はおめでたい日として祝われた。日本でも古くから「一陽来復」と言って、この日を境に運が上向くとされていたそうです...

♪All I Have To Do Is Dream

2017年もいよいよ押し迫ってきました。年末だから、年を越したからって何が変わるわけでもないんだけど、なんてうそぶきながらも、毎年ブログではちゃんと一年の締めくくりの記事を書いている。意外とちゃんと律儀なんだよ。昭和育ちだからね。そんな50代になって初めての年末。さて、今年は自分にとってどんな年だったんだろうか?と振り返ってみようとしてふと気づく。そもそもこんなふうでありたいみたいな目標すら立てて...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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