毎日暑いっすね。 お会いしたことのある方はご存知ですが、僕のヘアースタイルは「ぼうずあたま」です。ぼうずにしたのはかれこれ5年前の夏の日。あまりにも暑くて、髪の毛がうっとおしくって。いいよー、ぼうずあたま。直射日光があたると暑いんじゃないと言われるけど、意外とそうでもない。むしろ涼しい。顔を洗うみたいに冷たいタオルで頭皮ごと拭き拭きしたり、あたまから水ぶっかけて冷やしたりできます。すぐ乾くしね。 あ...
今年の夏はわりと雲空続き。暑いのはしんどいけど、どーせ暑いならスコーンと晴れた青空が見たいですね。夏のよく晴れた朝に聴きたくなる一曲。ハイロウズの「夏の朝にキャッチボールを」。元々はマーシーが、川村カオリさんに提供した曲だったんですよね。夏の朝にキャッチボールを / 川村カオリいいよなー。シアワセになるのには別に、誰の許可もいらない。Banbita / 川村カオリこのアルバム、かっこいいよ。I Love R&R Bandとか...
朝からとても蒸し暑いのは台風の影響だろうか。青い夏空と入道雲。朝のうちから父のお墓へ行ってきた。しばらくほったらかしにしていたせいで、夏草が生い茂っている。幸い夕べ降った雨のお陰で土はやわらかく、草は抜きやすい。この世への道を照らすというほおずきの入った仏花を供えて、お線香をあげて、蝋燭を灯して。お墓は実家から車で30分もかかる山の中。正直めんどくさい。自分がこの墓に入ることはイメージできないし、...
川が流れる風景を見ているとなぜか落ち着くのは、うお座生まれのせいか、それとも誰でもみんなそうなのか。普段の暮らしでも、どこかへ旅行へ行ったときでも、なんとなく川のある風景を眺めたくなります。そしてそこに橋があると、景色がより立体的になっていい。というわけで、橋の話。橋をめぐる物語 / 中野京子中野京子さんのこの本は、古今東西のいろいろな橋にまつわるエピソードが、短いながらも端正な文章で綴られたもの。...
「橋」というものの記憶の最初は、この出来事だったと思う。今も実家がある小さな町のはずれに架かっていた橋、まだ舗装されていなくって土だったんだよね。きっと木造だったんだろうな、車が通るたびに土煙りがあがって、橋がどすんどすんと揺れるんだ。3才くらいだったのか、5才くらいになっていたのか、僕は母が運転する自転車の後ろにまたがっていた。足を車輪に巻き込まれないように大きく足を広げていなさい、って言われた...
天架ける橋 / 古謝美佐子「橋」というイメージで思い出していたのがこのレコード、初代ネーネーズだった古謝美佐子さんの初めてソロ・アルバム「天架ける橋」でした。CDのブックレットの扉には“天の川 橋渡らせば その上へゆもい渡らさむを 秋にあらずとも”という万葉集の大伴家持の歌が書かれている。タイトルの「天架ける橋」だけではなく、橋をテーマにした歌がいくつか収められていて。「橋ナークニー」は、思い人に会うため...
処暑とは、つまりは暑さの止まる処。昼間はまだ暑い日が続くけれど、朝晩には涼しい風も吹きはじめる時期なのだそうだ。現実は、まだまだこれからが残暑、という感じではあるけれど、ピークは越してるという実感もあり。過ぎていく夏を思えば、少しだけ感傷的な気分になる。とはいっても、夏らしいことなんて何にもしなかったけれど(笑)。秋は深まるけど、夏は過ぎていくものなんだね。なんとなく感傷的な気分によく似合うのは、ロ...
熊が、夜な夜な畑を荒らしに山から降りてくる。畑だけじゃなく、鶏が襲われたりする。村人たちは、罠を仕掛け、猟銃を手にして、狂暴な熊を殺す算段をする。だって、相手は話が通じる相手じゃない。黙って襲われるわけにはいかないだろ。だけど、そもそも熊が山を降りてくるのは、人間たちが山を荒らしたから。食べるのに困った生き物は、餌を得るために、狂暴化する。生き残るために狂暴化する。あんな危険な隣人は放置しておけな...