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◇夏服を着た女たち

アーウィン・ショーの名作短編に「夏服を着た女たち」という作品がある。舞台はニューヨーク。夫が妻といっしょに出掛けたときに、「夏服を着た女性たちを見るのが好きだ。」なんて言って、妻がすねる。夫はそんな彼女の心象にまるで気づかないまま、夏服を着た妻のことを「きれいな女だな。」と思う、みたいなお話だった。夏服を着た女たち / アーウィン・ショー僕なら奥さんの前で、他の女のひとをきれいだと思う、みたいな話は...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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