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♪チェッカーズ

お正月休みは三が日だけ。大晦日の土曜日も出勤しているから、その代休と考えれば、実質ただの三連休やん。なので、お正月だからといって特段何かするでもなし、基本だらだらごろごろ。唯一のイベントは、高校のプチ同窓会に参加したくらい。ずっと疎遠にしていたけど、昨年のクラス同窓会以来妙に距離が縮まって。高3だったのは1984年。もう33年も前になるんやね。そんなに時間が経った気があんまりしないのだけど。198...

♪シャネルズ

50'sやR&B、とりわけドゥー・ワップに影響を受けた80年代のバンド、ということで思い出したのがシャネルズ。Mr.ブラック / シャネルズチェッカーズ同様にロック・サイドからの評価は低いですが、メジャーなフィールドで日本人が本気で黒人のソウルに取り組むという点で実に画期的なバンドだったのではないか、と改めて思うわけで。黒塗りのふざけているような出で立ちで、ドリフなんかにも出てコメディーなんかも平気...

♪ヒルビリー・バップス

冷えますねー。こんなよく冷えた冬の夜に聴きたくなる大好きな曲がありました。ヒルビリー・バップスの“真夜中をつっぱしれ”。1987年だから、20才の冬の頃のヒット曲だったんだな。これねぇ、めちゃくちゃかっこよくって、かつ、青春っぽい甘酸っぱい気持ちがキュンキュンするんですよね、今だに。50'sっぽいベースのリズムと、ドゥー・ワップっぽい低音コーラス。甘くスリリングなストリングスでスイートな気分がぐんぐ...

♪AMERICAN GRAFFITI

冬休み、娘がどーしても行きたいって言うんで、とある娘がお気に入りのバンドのインストア・ライヴに付き添いで行ってきた。ついこの前までは女児アニメやゲームにしか興味がないと思っていたけど、娘ももう15才、熱中するバンドのひとつやふたつあってもおかしくはない。ティーンエイジャーだもんね。そして、僕もそうだったもんね。別にうらやましくはないけれど、若いっていいよね。これから先、夢中になれるものがいっぱいあ...

♪ATRANTIC RHYTHM AND BLUES 1947-1974

ATLANTIC RHYTHM & BLUES / Various Artistsリズム&ブルースのコンピレーション盤といえば、何はともあれアトランティックです。これは1947年から74まで、アトランティック・レーベルの歴代R&Bヒットを網羅した7枚のシリーズ。実は金がなくって中古をバラ買いしたので、未だにVol.1だけが揃っていないのだけど(笑)。なんといっても最初にガツンときたのは、66年から69年のヒット曲がたっぷり詰まったVol.6だった...

♪CHESS STORY

Chess Story Vol.1 From Blues to Doo Wop / Varios ArtistsChess Story Vol.2 from R&B to Soul / Various Artistsアトランティックと同じ時代に、もっと小規模ながら、黒人たちのための黒人音楽を録音していたのがシカゴのチェス・レーベル。当時シカゴでは、マディー・ウォータースやウィリー・ディクソン、ジミー・ロジャースやリトル・ウォルターらそうそうたるメンツが南部直送のどす黒くてへヴィーなブルースを日夜プレイし...

♪VEE JAY STORY

Big Boss Man -The Vee Jay Story- / Various Artistsチェスと並ぶシカゴの黒人音楽レーベル、ヴィー・ジェイ。ゴリゴリにディープなチェスも素晴らしいですが、ヴィー・ジェイの音はもう少し洗練されていてゆるゆるなのが魅力。少し都会的っていうか、チェスよりもやさぐれていないっていうか、マディーやエルモアのゴリゴリのブルースではちょっとへヴィーすぎる、と感じるときにはヴィー・ジェイがよく効くのです。大物ブルー...

♪ROLLING STONE CLASSICS

Rolling Stone Classics / Various ArtistsRolling Stone Classics 2 / Various Artistsコンピレーション盤にとって大切なのは編集のコンセプト。たくさんのアーティストのそれぞれの楽曲を、どういう切り口で並べるか。バラエティー感をしっかり出しつつ、全体のトーンの統一感を保つ、ここがぶれると脈絡のない寄せ集めレコードになってしまいます。という点で素晴らしいのがP-Vineのクラシックス・シリーズ。これは、ロ...

♪BEATLE CLASSICS

Beatle Classics / Various Artistsこちらは同じくP-Vineの、ビートルズがカヴァーした曲の原曲シリーズ。ストーンズ盤と比べると、ストーンズとビートルズの共通点と相違点がよくわかる、というシロモノです。ビートルズが選んで演奏した曲たちの個性は、実にバラエティー豊か。ストーンズが手を出さなかった、ロカビリーのカール・パーキンスやジーン・ヴィンセント、カントリーのブッチ・オウエンスらを取り上げているのが...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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