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♪大事そうにシャッターを押す親父を覚えている

  3月の初めごろ、仕事で広島へ行きました。ホテルに着いてから少しだけ時間があったので、歩いて平和公園へ。そういえば小学生の頃、春休みに家族旅行で広島に来たことがあった。3つ上の兄貴が中学生、僕は5年生だったか、6年生になる春だったか、だったのかな。岡山の母の実家で泊まってから、広島、宮島、岩国、秋吉台、だったかな、一週間近くの長い旅行だった。父親が亡くなってから、そのときの思い出話をする中で...

♪SHAKE YOU DOWN -My Vintage(58)-

Shake You Down / Gregory Abbott Released:1986 すっかり春ですねぇ。 仕事帰りの道すがら、桜並木を眺めながらちょっと遠回りのお散歩。 清々しい。 ちょっと寒さがぶり返したとはいえ、真冬の寒さを思えば、ちゃんと季節が巡ってあたたかくなってくれることがとてもありがたい。四季のある国に生まれてよかったな。 今回のMyVintageは、春らしくやわらかい気分でこれ。 マーヴィン・ゲイ・マナーのソフトで温かい声がいい。 世...

♪THE TRACKS OF MY TEARS -My Vintage(59)-

The Tracks of My Tears / Smokey Robinson & The Miracles ,The Temptations,Others Recorded:1960-1987ソウル・レジェンド、スモーキー・ロビンソン。ミラクルズのリード・シンガーとしてヒットを連発する一方で、初期のモータウンでプロデューサー兼ソングライターとしても才能をフルに発揮して、モータウン・レコードの草創期にメアリー・ウェルズやテンプテーションズはじめ、軽く1ダース以上のヒット曲を世の中に送り込...

♪VERY BEST OF JACKIE WILSON -My Vintage(60)-

VERY BEST OF / JACKIE WILSON Recorded:1957-7250年代ソウル草創期のソウル・ジャイアンツといえば、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウン、サム・クック、そしてこの人、ジャッキー・ウィルソンです。何故か前の3人に比べて知名度が低く、実際僕も聴いたのはずいぶんと遅かったのですが、今では一番のリスペクトです。ジャッキー・ウィルソンは1934年デトロイトの生まれで、やんちゃな幼少期をハングリーに過ごし、プ...

♪浮世の夢 -MyVintage(61)-

浮世の夢 / エレファントカシマシ Released:1989 同世代のミュージシャンというのはどこか強烈なシンパシーを感じてしまう人が多い。 同学年なら斉藤和義、ウルフルズのトータス松本やソウル・フラワー・ユニオンの中川敬、そしてこのエレカシの宮本君。 少年時代~思春期にかけて、同じようなものを見て、同じようなことに感動したり興奮したりしてきたんだろうな、という気が何となくしてしまうのだ。こちらの勝手な思い込みな...

♪富山デイズ。

富山デイズ。 / 福田ユウイチ with ウォーラス Released:2014 福田ユウイチ(Vocal,Electric&Acoustic Guitar,Drums) ウォーラス: ヒノヒデキ(Electric&Acoustic Guitar) 岡部ワタル(Drums,Djembe) 表現太郎 (Bass) うららかな初夏の陽気だというのに、頭の中にある男の声がぐるぐると渦を巻いてしまって正直とても困っている。 その男の声は、穏やかな春の陽気にはまったく似合わない、けだるくてどす黒くだらだらと倦...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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