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♪DREAM OF LIFE -My Vintage(48)-

Dream of life / Patti SmithReleased:1987パティ・スミスの作品の中から一枚を選ぶのはとても難しい選択だ。ファースト“Horses”、パティ・スミス・グループ名義の“Wave”までの70年代の4枚はいずれもキレキレだし、夫の死後にシーンに復帰した“Gone Again”は儚くも美しく力に満ちていているし、翌年の“Peace and Noise”のシャープで硬質なサウンドも、近作の“Trampin'”や“Banga”のある種の高みに達したような崇高さも言葉を失う...

♪ELLA AND LOUIS -My Vintage(49)-

Ella & Louis / Ella Fitzgerald & Louis Armstrong Released:1956 I can see the sun up high Tho' we're caught in the storm I can see where you and I Could be cozy and warm Let the rain pitter patter But it really doesn't matter If the skies are gray Long as i can be with you it's a lovely day  お日様が見える  たとえ嵐の中にいるのだとしても  居心地の良い暖かいところにいるわたしとあなた  雨...

♪BEATLES FOR SALE -My Vintage(50)-

Beatles for Sale / The Beatles Released:1964 ソチ・オリンピックたけなわ。 4年に一度のオリンピックももういつの間にかずいぶんとたくさん見てきたことになる。 札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」の真似をして滑り台を滑降していたのが小学校一年生の時。 トリノやソルトレイクシティなんて「あったっけ?」という感じ、長野やリレハンメルですらつい最近のことのような気がしてしまう。 この次は2年後にリオがあって、冬...

♪MY GENERATION -My Vintage(51)-

My Generation / The Who Released:1965 バレンタイン・デーも近いというのにロマンティックな気分などほど遠く超多忙な状態に陥ってしまっている今日この頃。普段でも一般的な仕事の3割増しくらいなのに、ここ当面は8割増しくらいの感じ。テンション維持のためには、ハイ・ボルテージなブツが必要、ってんでこのところお世話になっているのがザ・フー。このアルバムは痛快だ。1曲目、ロジャー・ダルトリーのシャウトから豪快に...

♪Winter

寒いですねー。 寒いと言うより冷たい、痛い、という感じ。 先般からの大雪では、皆さんそれぞれに大変な目になっておられることかと思います。 僕も久しぶりに現場応援に駆り出され、大雪の中でトラック運転したりしてなかなかえらい目に会いました。 予定していた仕事全部ぶっとばしたので、土曜日も出勤してコンコンと仕事片付けて、その上ちょっとええかっこしてがんばり過ぎたか、週明けあたりに腰が痛くなったり(笑)。 もっ...

♪ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 -MyVintage(52)-

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / 佐野元春Released:1989 口笛を吹きながら 冬の街を歩いてく いつの間にか知らないうちに 涙がこぼれてゆく So Good Night いつか君の胸に抱かれて Good Night どこか行きつく所もなく    (ナポレオンフィッシュと泳ぐ日)風はまだまだ冷たいけれど、よく晴れた澄んだ空の午後に聴いていた「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」。寒い冬の日に背筋を伸ばして颯爽と歩いているようなクールで...

♪HOME GIRL JOURNEY -My Vintage(53)-

Home Girl Journey / 矢野顕子 Released:2000先日読んでいたあるエッセイ。「ほしいもの」というテーマの文章で「一番ほしいものは“勇気”」という言葉があった。「勇敢でいたいと思っているわけではない。勇敢でいなくてはならないと思っている。だって、日々を生きるのに、勇気はどうしたっている。」「勇気は消耗品なのだ。どんどん要るので、どんどん供給しなければならない。そこが度胸とは違うところだ。度胸は発揮しても減ら...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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