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♪公式海賊盤~Secret Files /  めれんげ

公式海賊盤~Secret Files / めれんげ1950年代前半にアメリカでロックンロールが誕生してから、すでに60年近く。その間、いったいどれくらいの数のロック・バンドがこの地球上に存在したのだろう。「めれんげ」もそんな無数にあるロック・バンドのひとつなのかもしれない。けれど、彼らに出会った人にとっては、決して無数のバンドのひとつとは言い切れない何かをココロの隅っこに残されてしまう、そんな素敵なバンドだ。V...

◇月と菓子パン

月と菓子パン / 石田 千どこか懐かしい香りのするゆるーいエッセイ。 東京行きの新幹線で、それから時間潰しの喫茶店で、のんびりとくつろぎながら読んだ。 本っていうのは、家でゴロゴロしながら読むのも楽しいけれど、ふらりとあまり宛てのない出先で読むほうが楽しいときもある。 このひとのゆるーい散文はまさにそんな感じ。 何気ない話題から入ってとりとめがないのにとても自然な話題の流れにトコトコとついて行くと、やは...

♪NILS LOFGREN -My Vintage(7)ー

Nils Lofgren / Nils LofgrenReleased:1975 高校なんて飛び出してきたよ 死にそうに退屈だったから あいつらが教えてくれるのはどうでもいいことだらけ そして俺の大事なものを閉じ込める で、ニューヨークへ行ってね 葉っぱからいろいろ学んだんだ まだ日は沈んではいない まだまだね ニルス・ロフグレンの“The Sun Hasn't Set On This Boy Yet” 。この曲が入っているニルス・ロフグレンのファースト・ソロアルバムは現...

♪LIVE IN EUROPE -My Vintage(8)-

Live in Europe / Otis ReddingReleased:1967 吐く息が白くなると、ホットなソウル・ミュージックを聴きたくなる頻度があがる。 それもぐっと古いやつ。 よく冷えた夜にあたたかいお鍋やお味噌汁がとても体をあたため、心を和ませ、そして体の内側からエネルギーを湧き起こさせてくれるように。 オーティスのオリジナル・アルバムは実は全部聴いたことがあるわけではないのだけれど、一番好きなのはやっぱりこのライヴ盤だな。 実...

♪ほんとうにそっちでいいの?

今週末に迫った衆議院議員の総選挙。今回の選挙はほんとうにどこに投票すればいいのか、真面目に考えれば考えるほど難しい。多くの人がそうなんじゃないかな。政権与党はあまりにも多く信用を失いすぎてしまった。でもだからといって野党第一党に易々と復権させてしまっていいものだろうか?自分たちが与党だったときのことは棚に上げてやたらと仕返しのように揚げ足取りばっかりしていたあの人たちのことはどうも好感が持てないな...

♪天使と銃

クリスマスを前にして起きたアメリカ・コネチカット州の痛ましい銃乱射事件。 どうして?なぜ? 銃を突きつけられて怯える子どもたちの恐怖を思うと、涙が止まらなくなる。 子どもたちの哀れな姿に遭遇したお母さんたちの想いを想像したら、胸が張り裂けそうになる。 どうして?なぜ? 愛が足りなかったのだろうか。 母親を殺し、何の罪もない未来ある命を奪い、自らの命まで消してしまうほどの強い恨みは、いったいどこから出てく...

♪IF I SHOULD FALL FROM GRACE WITH GOD -My Vintage (9)-

If I Should Fall From Grace With God / The PoguesReleased:1988 ロックンロールのルーツはブルースとカントリー。そして更にそのルーツになるものはアイルランドの古い民謡だと言われている。大量にアメリカに渡ったアイルランドからの移民が持ち込んだフィドルやバンジョーなどの弦楽器を使った音楽に、アフリカから連れて来られた黒人たちのリズムが出会ってブルースが生まれたのだ。では、なぜたくさんのアイルランド人がア...

♪The Miracle Of Love

今日は年内最後の休日。 明日から28日まではみっちり通常業務があって、そのあとは31日の夜まではずっと現場の応援なのだ。今年は最後まで、なかなかヘヴィーなのですよ。 お昼前まで眠って、午後から図書館に行って、買い物をして、チキンとサラダのささやかなクリスマス・ディナーで、一日早めのクリスマス・パーティー。食後にはフルーツとケーキ、ワインを少し。のんびり過ごした、ささやかな冬の休日。 Greatest Hits / E...

♪The Sunnyside Of the Street

さて、今年も残すところあとわずか。今日で通常業務は〆て、明日からは体力勝負の現場応援です。皆さんにとって2012年はどんな年でしたか。僕自身の今年のテーマは、自分の価値を作ることでした。コイツはああいうところやこういうところは至らないけど、それを上回るこんないい部分や秀でた部分もあるな、外せない、頼りになる奴だ、と周囲から認められること。今の部署にきて3年目、ある程度のことはひととおりできるように...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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