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◇セ・シ・ボン

セ・シ・ボン / 平 安寿子パリ、と聞くだけでなんだか自分にはとても縁のない街のような気がする。ファッションの都、小粋なブティックやフレンチレストランやおしゃれなカフェがあって、ワインや美術や芸術の薀蓄を傾ける人がたくさんいて、パリへ行ってきたというだけでとてもおしゃれなことのような錯覚を起こさせるような街。そういうのはどちらかといえば苦手だし、そんなに興味もない。なのに少しさわりを読んで、「これは...

♪THE LONG RUN -My Vintage (5)-

The Long Run / EaglesReleased:1979海外の音楽を聴き始めたのは、3つ上の兄貴の影響だった。といっても、兄貴だってずっと洋楽好きだったわけではなく、それまではさだまさしやアリス、ロックっぽいといってもせいぜい甲斐バンドのレコードを持っているくらいだったのだけれど(笑)、それがある日突然洋楽のレコードをどっさり友達に借りてきたのだった。当時“オネスティ”がCMでよく流れていた、ビリー・ジョエルの『ニューヨーク...

♪歯医者のブルース

昨日、10数年ぶりに歯医者に行った。 もちろん好き好んで行くわけもなく、やむにやまれぬ痛みに耐えかねてのこと。 水曜日の夜のことだった。夕食の途中でガリッというような音がして、口の探ってみると5mmくらいの尖ったエナメル質のようなものが出てきた。表側は少し黄ばんだ乳白色、裏側はすこし黒ずんでいる。 うむ、これは明らかに歯のかけらだ。 口腔内をおそるおそる手で触ってみると、右下の一番奥の歯がぼこっと凹ん...

♪LONDON CALLING -My Vintage(6)-

いきなり冷えこみはじめて冬の気配を感じるようになってきた。本当は過ぎてゆく秋の日に思いを馳せながらまったりと感傷的な音楽でも聴いていたいものなのですが、いろいろとシビアで差し迫った状況が許さず、ガソリンを焚くようにハードなロックで気合いを入れて自らを奮い立たせなきゃいけない毎日。そんな日々のお供は、これ。My Vintage第6弾は、クラッシュです。 London Calling / The ClashReleased:1979前回の記事でも触れ...

♪Trouble No More

やってしまった、ビッグ・トラブル。 詳しいことは説明できませんが、事業の生命線である注文や発注の仕組みがストップしかねないような大トラブルで、あわや普段の仕事を止めてでも実際作業される方々のフォローに行ったり、関係各部署にお詫びして人員をお借りして人海戦術でヘルプに奔走しなければいけないような事態になってしまうところでした。 発見が早かったのが不幸中の幸いで、最悪の事態になる前に手が打てたのはよかっ...

♪日記 11月23日~28日

【11月23日(金)】 祝日。先週末イベントがあって出勤したので休みをもらう予定だったが、トラブルのバタバタでやっておかなくてはいけないことが全部ぶっとんでしまったのでやむなく出勤。 黙々と仕事を片付けた。 【11月24日(土)】 konomiさんたちのバンド"めれんげ"、一年ぶりのライヴat六本木、Bar Deuce。 お昼前に家を出る。家族には遊びに行くとは言っていない。やましい気持ちなどどこにもないが、説明をするのがち...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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