fc2ブログ

Entries

♪1993年7月 バハレイヤ・オアシスの星空の下で

もし手元に世界地図があるのならアフリカ北部のページを開いてみてほしい。少し大きめの地図にならば、カイロ南西の方向へ約300kmのあたりに、バウィーティという地名が記されているはずだ。そこから南にはリビア砂漠と記されたベージュ色に塗りつぶされた地域しか見当たらないはず。僕が向かっていたのはバハレイヤというオアシス。バウィーティはそのオアシスにある小さな村落だ。今にも故障しそうなおんぼろバスに、もうす...

Appendix

Profile

golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

Calendar

06 | 2012/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Gallery

Monthly Archives