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♪学食の黒テーブル

僕が通っていた大学の学生食堂には大きな黒いテーブルがあった。そのテーブルはなぜか音楽系サークルや劇団、落研なんかの連中のたまり場になっていた。授業がぽっかり開いた時なんかにはふらっと学食に行けば、誰か必ず一人は友だちがいて、くだらない話をしながら時間をつぶすことができた。黒テーブルに集まってくる連中は男も女もどこか一風変わった奴等ばっかりで、友だちの友だちはあっという間に友だちになれた。時間つぶし...

♪新宿午前6時

新宿、午前6時。 今、ネットカフェでこれを書いています。 勢いで来てしまいました、めれんげkonomiさんのライブat東京・六本木。 いやぁ、楽しかったっす。 まだ酔っぱらっているので、楽しかった以外の言葉が見つかりません。 konomiさんたち、ありがとー。 めちゃくちゃ気持ちよかったです。 真夜中までつきあってくれたリュウさん、ありがとー。 今度また大阪でおごります^^。 megumickさん、波野井さん、花マロリンさん、...

♪To see another day

なんだかんだで東京行きからあっという間に一週間経ってしまった。 先週まではずいぶん暖かかったのに、「まるで遅刻してごめん、もう俺の出番だよ」とでもいうようにいつもの11月の気候になった。 冷え込むのでコタツを出したら、2日続けてコタツで落ちてしまった。 雨上がりの週末、空はよく晴れてとても心地いいけれど、薄い水色の空がなんだかちょっと哀しい。 週末に東京まで行ってきたことは、ほとんど誰にも話していない...

♪Que Sera Sera

もうずいぶんと前から僕の部屋(というか物置)はとっちらかっていて、もはや魔窟のようになっている。 CDラックが既に満杯で、この数年で増えたCDはもう直すところがなくって聴いた順に山積みになっている状態なのだ。カセットテープもそうだし、本だってあふれてしまって戻す場所がないまま。いい加減整理しなくちゃと思いつつ、また奥からひっぱり出しては手前に積み上げるの繰り返しで山が高くなっていく一方なのだ。 そん...

♪11月は好きじゃない

しばらく更新をサボっているうちにすっかり冬の気配になってきた。 11月って、どうも苦手なんだよなぁ。 空の色は薄くて、どんより曇って、時折冷たい雨が降る。 それでもまだコートやカイロの季節じゃないよな、と秋の盛りの格好で出かければ、夜には風が冷たくなって冷え切ってしまうし、何より日が暮れるのが早い。なんだか一日何にもしないまま追い立てられるように終わってしまう気がしてしまうのだ。それに、血の巡りが悪...

♪The Promise

The Promise / Bruce Springsteenブルース・スプリングスティーンの『The Promise』。このレコードには、秋の終わり、冬の始まりという印象がある。聴いたのがちょうど去年の今頃、冷たい風が吹き始めた頃だった、ということもあるかもしれないけれど、アルバムの核をなす“Racing in the Street”や“The Promise”といった曲がとても重くざらざらした感触があるからだと思う。冷たい夜の街をコートのポケットに手をつっこんでうろ...

♪ポストに小冊子

家に帰ったら、ポストに小冊子が挟まっていた。 A5版で、いかにもワードで手作りしました、という感じの8ページくらいのその小冊子の表紙には「危険な添加物」云々のタイトル。 そんなものはゴミ箱にポイしてしまえばいいのだが、ヒマだったから読んでみた。 医薬品会社に勤めていた時代の「最近薬が効かない人が増えている」といった研究から、食品添加物や農薬がいかに病気やアレルギーを引き起こすかということがつらつらと...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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