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♪What a Wonderful World

木曜日、学生時代の友人から久しぶりの電話があった。 「おぉ、ご無沙汰!どうしたん?」 「いや、実は、あんまりええ知らせではないんやけどな・・・・。」 そう言って彼は、学生時代に共にバイトをしていた居酒屋で、とてもお世話になったおっさんが亡くなった、と告げた。 とにかく酒が大好きな人だった。 仕込みしながら、焼き鳥を焼きながら、接客をしながら、いつでも酒を飲んでいた。 ヤクザみたいな、それも一昔前の仁侠映...

♪Glad and Sorry

前回の記事に、自分のお葬式の最後にジョーイ・ラモーンの“What a Wonderful World”をかけてほしいと書いたけれど、実はオープニングの曲はもうずっと前から決めてある。 フェイセズの“Glad and Sorry”。 ロニー・レーンの歌う、淡々とせつない、けど、どこかこざっぱりとしたナンバーだ。 Ooh La La/The Faces おもむろに、イアン・マクレガンのピアノが始まる。 ロニー・レーンのベースが入ってきて、ロン・ウッドがアコギを鳴ら...

♪センスと才能のある奴には敵わない

今日はちょっと落ち込むことがあった。 まぁ、要は、自分自身のセンスや才能の壁、みたいなことを思い知らされている、とでも言おうか。 仕事場が異動して新しい仕事になって2ヶ月、未だに「もう慣れた?」なんて聞いてくる人もいるけれど、ぶっちゃけ求められているレベルは「まだ慣れてないんで。」なんて言い訳はとても言えそうにない。言いたくはない、ということもあるけれど。 まぁそんなんでかなり頑張ってはいるのだけれど...

♪カレンダーの中の景色

いくらでも眠っていたい週末。 曇り空でしかも気温も下がり気味なら、いつまでたっても眠気が取れないのも仕方ない。 先週はたくさん働いた。出張で出ずっぱりになってしまった分、日常業務がわんさか残ってしまったのだがこれもまぁ仕方のないことだ。その分、出張先では素晴らしい景色にめぐり合えたのだから。 訪れたのは、岩手県の三陸海岸沿いの僻地の村。花巻空港からはバスで3時間以上かかる山越え谷越えの道のりで、これ...

◇ものをつくること。「100文字レシピ」

ここしばらくの自分の記事を読み返してみて、本の記事が全くないことに気がついた。 まぁ、それもそのはず。ほとんど読んでいないからだ。 夏以降環境が変わってめまぐるしくばたばたとする中では現実だけで手一杯で、なかなか小説やなんかに手が出ない。 で、このところ通勤の電車で眺めているのは、この「100文字レシピ」という本。 100文字レシピ /川津 幸子 仕事上の必要もあって買ったのだが、これがなかなかいいのだ。 本の...

♪一人でいることと孤独とは少し違う

        このところ聴いていたアルバムたち。 たまたまだけれど、全部モノクロームでピンのポートレイトのアルバム・ジャケットだ。 共通点は「ソロ・アルバム」であること。 それぞれに属していた有名なバンドで見せていた顔とは少し違う顔を見せてくれているところ。 そこには、「ソロ」だからこその、自分の表現したい音楽を思う存分プレイしている清々しさ、何であれ自分の歌を自分で歌うことへの潔さがあって素...

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golden blue

Author:golden blue
“日々の糧と回心の契機”のタイトルは、好きな作家の一人である池澤夏樹氏が、自身と本との関わりを語った著書『海図と航海日誌』の一節より。
“日々の糧”とは、なければ飢えてしまう精神の食糧とでもいうべきもの。“回心”とは、善なる方向へ心を向ける、とでもいうような意味。
自分にとって“日々の糧”であり“回心の契機”となった音楽を中心に、日々の雑多な気持ちを綴っていきたいと思います。

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