6月4日は、天安門事件からちょうど20年の日だったそうだ。 20年前、僕は社会人一年生で、工場の古くて汚い寮に住んでいて、毎日毎日へとへとになりながら、「明日こそはやめてやる、いや、ここでケツ割ったらかっこ悪すぎる、でもこんな会社に埋もれて一生を終わったりはしない」…なんて葛藤の中にいた。 ちょうど得意先の待合室にあった新聞で事件のことを知った。 (毎日へとへとでテレビのニュースなんてまったく見てなか...
金曜日 仕事てんこ盛りで結局終電を諦め、真夜中まで仕事を片付ける。最近、これもそんなに珍しいことじゃなくなってきてしまった。ぶっちゃけ真夜中の方が仕事はよくはかどるのは間違いないのだが、なんだか虚しくもなる。 土曜日 3時間ほど仮眠。前から約束していた、土曜参観日のため、駅から学校へ直行。 父親がいない家庭も今は多いのか、父親参観とは言わないらしい。 しばらく仮眠してから、これも前からの約束の、仕事...
風邪をひいてしまった。 金曜日の午後ぐらいからどうも頭が重くて喉がいがらっぽくて、あ、やばいかもと思ってるヒマもなく、ガンガンと痛みが襲ってきてフラフラしてきたのだ。 季節の変わり目は体調を崩しやすい。 ましてや、どうもシャキッとしないお天気が続く毎日。 あっちこっちから噴出してくるボヤボヤと、上からかけられてくる圧力を、どうにかこうにかカラダ張って凌いでるんだぜ。なのになんだか空回り感も否めないから...
毎日いろいろあります。 まぁ、いいや。 やいやい言われたところで命まで奪われるわけじゃない。 周りのこと気にしだしたら、キュークツで仕方ない。 こうなりゃもうやけくそハイテンションで行けるとこまで行くしかない。 何にしたって、やれることはやるし、できないことまではできないってことだ。 マイナスをいくら足し算してもマイナスは膨れ上がるばかり、 でもマイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになる。 莫大なマイ...
Oh! RADIO/忌野清志郎 忌野清志郎の<最新シングル>、“Oh,RADIO”を昨日買ってきた。 そして今日は、約35分の通勤電車の中、行きも帰りもこの“Oh,RADIO”とC/W曲“激しい雨”を、ずっとずっと繰り返して何度も何度も聴いてた。 清志郎自身がすべての楽器を演奏する“Oh,RADIO”では、嬉々としてプライベートスタジオで演奏している様子が目に浮かぶようで、そして清志郎の生の息遣いが聴こえてくるようでせつなくなった。 このデモテー...
雨の日は嫌いではないのだ。 毎日がピーカンのさわやかな青空ばかり、ってわけにはいかないことくらいよく知ってる。 降りそうで降らない暴力的なまでの蒸し暑さなら、いっそ降った方が気もラクだ。 雨の日には、何より気持ちが静かになる。 朝から雨の降る日には、あれもこれも何もか全部、じゃなくて、今日どうしてもやらなくちゃいけないことだけをすればいい。ほかは全部明日回し。そうやって、すべてを手に入れるのではなく、...
マイケル・ジャクソンが亡くなったことに対するマスコミの報道のほとんどは、晩年のスキャンダラスな話題に終始して、なんだかとてもうんざりする。 ミュージシャンに対して、音楽以外のスキャンダラスなことをがちゃがちゃ言いたててそれでどうするっていうんだろう?天才に世間並みの常識を求めたって仕方ないだろう?世間並みの普通の人間が、多くの人の心を震わせる作品を作ることなんてできやしない、世間の常識を超えたとこ...
アジアの弟子/下川裕治 カラ梅雨。蒸し暑い日が続く。ちょっと動けばじっとりべったりと滲み出てまとわりつく汗。そのまとわりつくような空気感が、東南アジアを思い出させる。そのアジアの空気が懐かしくて、そんなアジアに魅せられた日々の本を読んでいた。かつて僕はバック・パッカーだったことがある。というかその頃にはまだバック・パッカーなんて言葉はあまり一般的ではなくて、自分がバック・パッカーと呼ばれる種類の旅人...